ツバキ文具店(小川糸)

鎌倉に似合いそうな代書屋さんの話。時間の流れが手紙と言う媒体と相まってゆったり感じます。登場人物ではバーバラ婦人が重要な位置づけにあり私が一番好きなキャラです。彼女の「幸せになれる秘密のおまじない」「心の中で、キラキラって言うの。目を閉じて...

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チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~

最近はあまり映画の話を書かないのだけど、久しぶりに書いてみます。

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チアダンの映画で注目すべきは主人公の「ひかる」
1年目 福井県予選敗退
2年目 全国大会4位
3年目 全米制覇(全米予選7位で決勝で逆転優勝)
笑顔と秘めた才能があるひかるですが、欲がなく楽しくみんなと踊ることが好き、それが許されるは、福井県予選敗退の「福井から抜けられない『福井地獄』」レベル。次の年の福井県優勝するあたりまではチームワークでどうにかなるレベルと言えるでしょう。このあたりから、さらにレベルアップするには、ひかるの仲良し意識がチームにとって邪魔になります。自分に厳しく欲をもっと持って臨まないと、それ以上にならないというわけです。さらに全米大会に出て優勝と言う「結果を残す」ためには、これはもう自分の生き方や価値観までも封印して結果のためにベストな選択をするという一点に絞られてきます。映画の中でも、ひかるが先生を軽蔑するというシーンがありますが、それはひかるが持つ価値観の賜物で、それはそれで素晴らしいのですが、それだけでは「頑張ってよかったね」で終わってしまう、そのところを見越して結果にこだわったのでしょう。

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蜜蜂と遠雷(恩田陸)

ピアノコンクールを題材にしていると言うだけで個人的には冷静に評価なんかできません。とにかく面白かった(って月並みな言葉しか出てこない)。読み進めていくと後半は冗長的な印象が強いけど、それも必要悪なのかもしれません。50を過ぎてからピアノを習...

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夜行(森見登美彦)

不思議な世界感とホラー感覚の雰囲気が独特で、謎がそのままになっているところがもどかしような、それでいて、解決しない事こそがホラーぽいって思ったり、なかなか微妙な距離感を持つ作品でした。もともと個人的にはそんなに好きな作家さんじゃないのですけ...

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暗幕のゲルニカ(原田マハ)

私でもゲルニカを知っているけど、現物を見ていなくても知っているこのゲルニカが、今、マドリードのソフィア王妃芸術センターにあることは最近知った次第。その誕生から今ある場所に収まっている(それも危うくって言う)変遷を思うと、主人公の拉致と言うミ...

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ジェリーフィッシュは凍らない(市川憂人)

21世紀の「そして誰もいなくなった」って帯に負けて読みました。本屋大賞にノミネートされなかったのは残念ですが、ストーリーは楽しめました。次世代小型飛行船〈ジェリーフィッシュ〉の長期航空試験に臨んでいた6名が雪山に不時着し6名全員が他殺体とし...

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東京會舘とわたし(上)旧館&(下)新館(辻村深月)

東京會舘の長い歴史を連作短編でつないで描くほっこりした感動作です。毎年この時期に「本屋大賞ノミネート予想」で選んだ本を読んでいますが、この作品も有力候補と感じました。10作品の連作短編ですが、さすがに終盤になると泣かされるような話が来るだろ...

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スペイン世界遺産と歴史の旅 プロの添乗員と行く(武村陽子)

改訂版が出ているようだけど古い版を読んでしまいました(^^;。まあ、歴史の旅だからさほど差はないかなと思うことにしよう。バルセロナからアンダルシア地方を周ってマドリッドへと、「プロの添乗員と行く」と言う副題の通り添乗員について周っているよう...

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«陸王(池井戸潤)