久しぶりに、ピンクフロイドの「狂気」かアースウィンド&ファイヤーの「黙示録」でも聞こうと思ったけど、そのCDの上の棚にあった「芥川也寸志の世界」のCDを手にしてしまいました。今、読んでいる本の主人公の卒論テーマが芥川龍之介だからかもしれません(笑)
芥川也寸志さんは、龍之介の三男なんですけど、やっぱりそういう芸術の才能は遺伝もあるのだろうなあ。何よりも芥川也寸志さんを知ったのは、だいぶ前のことだけど、NHKで放送されていた「音楽の広場」で黒柳徹子さんと一緒に司会をされていて、立場上解説的というか音楽を説明される側の司会者でした。演奏は尾高忠明さん指揮で東フィルが多かったような記憶です。
楽しい番組で、終了したのは残念ですが、そのあたりのいきさつは、NHKで長年の音楽プロデューサを勤められた渡壁さんが対談で言っていますが、「音楽の広場」が最盛期を迎え、人気絶頂のときに、この番組は、今やめるべきだと決心したそうです。組織の難しさですね。そのあとに芥川さんの紹介で佐治さんに会って、NHKを辞めてサントリーホールに移られたみたいです。
芥川さんは温厚な語り口で、番組でも楽しい話をたくさんされていました。一番印象にあるのは、指揮者は楽譜を見ているのかって、話。適当に棒を振っていればいいんじゃないかって素人は誰でも思うのだけど、、、芥川さんは確か、指揮者は楽譜を見ていないと(笑)。多分、何段もある五線をしっかり見ていたら指揮になりません。
そこで、ってことで、当時、ネスカフェで有名になった狐狸庵先生こと遠藤周作さんが、素人なりにベートーヴェンの田園を指揮して初めってすぐにオケの方が戸惑ってしまい、めちゃくちゃになると言うのがありました。一緒に出演されたフランソワーズ・モレシャンさんが結構、リラックスしたスムーズな指揮で驚きました(^^)。「身振り、手振り、棒振り、合戦」ってタイトルだったみたいです。
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