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幸福な食卓(瀬尾まいこ)

「大きなものをなくしても、まだあった、大切なもの。」

そういうことだったんだ!切なくて温かいお話でした。

全編に通じる、ひょうひょうとした雰囲気の登場事物、あたたかい雰囲気の、きりりとするような雰囲気とは違う、やさしい前向きさ。瀬尾まいこさんの独特の世界が家族と言うものを中心に描いています。

 
登場人物はみな自分勝手(笑)なのに、なぜか優しい感じ。何か大切なものを失わない自分勝手さということかな。そういうのは自分勝手といわないのかも。誰でも、本来の姿がこれかもしれない。でも、自分で自分を縛っているだけかも。

短編集みたいですが、連作短編で、この順に読まないといけない(この作品は、絶対に前から読むべきで、短編集と言うよりも、長編の章立てにタイトルがついているだけ)。

最後の「プレゼントの効用」は期待していましたが、そう来るか、、、って感じです。プレゼントをあげたいと思う人がいたらそれはそれで十分幸せなことなんだな。うんうん(自分納得)。

収録作品
幸福な朝食
バイブル
救世主
プレゼントの効用

★★★★★

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» 幸福な食卓 [蒼天百景]
「幸福な食卓」瀬尾まいこ(講談社) とある場所にて、加納朋子ファンでもある方が勧 [続きを読む]

受信: 2005.05.10 23:10

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