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鉄人28号

先日見た「ローレライ」が舞台は太平洋戦争末期なのに、新しい時代の感覚のような映画になっていたのに対して、この「鉄人28号」は現代によみがえった昭和30年代と言うような映画になっています。

昔、ロボット漫画として鉄腕アトムと人気を二分した鉄人28号だけど、多分、私は、アトムが等身大で自分で考え感情もあるロボットと言うことで、あまりに未来過ぎて当時のロボットと言うイメージから飛躍していたので、ロボットとしてのイメージは巨大ロボットの鉄人28号の方が好きだったかもしれません。感情を持たない大きな鉄の塊で、リモコンが悪に渡ってしまえば、鉄人28号も悪役になってしまう、、、そんな言葉を発しない鉄人に愛着を感じちゃうくらいです。

武器を持たないロボット、しかも、単純な外見。ちょうど、この映画の前の予告編で「Zガンダム」をやっていたけど、複雑な形状とこまごました部品、さらにビームライフル、ビームサーベルなどの武器と、すごいスピード感、これをみると鉄人との時代を感じます。鉄人は平和利用のために作られたということで、ミサイルもバルカン砲もロケットパンチもありません。相手のロボットをただボクシングのように殴るだけが戦いの方法です。そんな古きよき時代の産物です。

その鉄人28号がスクリーンでよみがえるとなれば、これは見ないわけにはいけません。公開初日の初回ロードショウ・・・・お、お客が、、、いない!

 

なんと、開演前に来た親子連れと3人で見ていたのです。鉄人よ、泣くな!

スタッフロールまで楽しんで席を立ったときには、親子連れはなくて、オヤジ風の男が2人。私も合わせて親父3人・・・・なんだかな。まあ、そのあたりがターゲットかもね。映画もちょっと(本当はかなり!(笑))いただけないCGによる宿命ブラックオックスと鉄人28号だけど、そこもご愛嬌(で、片付けられない観客は、怒って席を立つでしょう(笑))。難を言えば腐るほど言えちゃいそうだけど、これは、そんなことを言う映画ではないのでしょう。何でも許しちゃおうって映画でした。その代わりに他の人には勧めないけど(^^;

しかし、映画の中で目立ったのは、サントリーのBOSS缶コーヒー。どうしてグリコじゃないのかな。「ビルの街にガオー、夜のハイウェイにガオー」の歌も期待していたら、ようやくスタッフロールで出てきましたが、「グリコグリコグーリーコー」のあの部分はカットでした。そこが残念。

ちなみに、今回は入場記念として鉄人28号の紙のお面(耳に輪ゴムで止めるやつ(^^;)とブラックオックスのストラップを貰いました。

私が作るのなら、過去の部分と現在の部分を切り離して、どうせ鉄人を改造するのなら(しかし、改造する人たちが職人って言うのが、もう、昭和30年の漫画の世界だけど)、完全に生まれ変わってもいいかな。偉大な作品は、逆に足かせになってしまったかな。

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