カルロス・クライバーのベートーヴェン交響曲
カルロス・クライバーと言う指揮者が演奏している時期に生きていたと言うのは、幸せなことで、スターウォーズがロードショウで全作見れる時代に生きたって同じくらい個人的にはすごいことです。
かつて、カルロス・クライバー指揮の演奏は全部LPレコードで持っていました。しかし、CDとなると、さすがに少なくなりました。来日したときに神奈川県民ホールで交響曲第4番を演奏しましたが(今までで最高のコンサートでした)、その第4番のCDだけを持っているけど(歌劇「魔弾の射手」も持っています)、今回、ベートーヴェンの交響曲の第5番「運命」と7番のCDを買いました。かつてLPレコード時代に聞いている演奏にもかかわらず、ここに再現される音楽のなんと瑞々しいことか。この5番のスピード感や7番の悪魔的な躍動感、すごすぎます。彼の演奏で予習をしてから本番のコンサートに行くのは、ちょっと酷のような気もしますが・・・。
そのカルロス・クライバーが昨年なくなったなんて信じられないくらいで、まだまだ彼の指揮で聞きたかった曲がいっぱい残っている感じだったのですが、幻の演奏と言われたベートーヴェンの交響曲第6番「田園」のCDがあることを知り、早速入手。
聞いてみたら、最初から、驚異のテンポ!!!
かつて、早朝ラジオ番組で聖書のことやキリストのことを話す「心のともしび」とか言う番組があり、そこで流れていたのが田園交響曲。そんな印象の田園が、小川のせせらぎのイメージなら、クライバーの田園は、一面のお花畑の中を低空飛行のグライダーで駆け抜けるようなイメージです。本当にこんな風にしちゃったんだ!って感じです。
第1楽章は「田舎に着いたときの爽快な気分」となっているのだけど、爽快さはかつてないほどの爽快で、360度パノラマ状態の、花が咲き乱れ小鳥が飛び交うイメージの音楽になっていました。ライブ録音だったのですけど、このコンサートを聞いた人は第1楽章から度肝のを抜かれたでしょう。
第3楽章の「田舎の人々の楽しい集い」なんかはクライバーの得意とする楽章かも。楽しく愉快で、舞踏的なセンスがいいです。そして第4楽章の「嵐と雷」へは一気に入って、あっと言う間に土砂降りの状態です。こんなにすごい嵐の演奏を聞いたのは初めて。
そして、わざわざ1つのトラックなっている演奏後の「鳴り止まない拍手」は不思議な拍手でした。演奏が終わってもだれも拍手しないのです。それくらい演奏によってしまって、呆然としていたのでしょうか。一人の方が拍手を始める音が聞けますが、それも続かず、その最初の拍手で我に返った聴衆が改めて割れんばかりの拍手を続けるシーンがよくわかります。20秒後にようやく「ブラボー」の声が・・・
ライヴ録音(1983年11月7日・ミュンヘン)
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今日は超眠い1日。午前中には打ち合わせ、その後に古いお客さんのところに出かけて、その後はまた別のところに。我ながら充実した日々を過ごしています。
北海道では季節はずれの雪だそうですね、でも横浜は今日は爽やかな1日で、とても快適だった。
でも、あの鯨、かわいそうだった。みんなに夢をくれたのにね。あともう一つ、イラクで拘束された斎藤さん、負傷しているようです。一刻も早い解放を祈ります。
写真は横浜中華街関帝廟。商売の横浜で働く華僑の心のよりどころだそうです。
関羽は帝にはならなかったの... [続きを読む]
受信: 2005.05.11 20:44


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