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工学部・水柿助教授の日常(森博嗣)

森博嗣さん言えば、私と同じ年で、某国立大学の工学部助教授で(某って言うのは名古屋って意味だけど)、私がかつて入院生活をしていたときに「すべてがFになる」を読んで、それ以来何冊か読んだ作者です。

私も理科系なので、「すべてがFになる」の新鮮な雰囲気など楽しかったけど、この作品はかなり?自叙伝的な性格の作品でしょうか?楽しくユーモアも理解できるのだけど、短編集と言うことで、作品を読み進めるうちに、残念ながらユーモアそのものが鼻に付く感じになってきて、なんだか読むのが辛かったなあ。

ユーモアって難しい。
ああ、笑わせようとしているのだなって読者が思った瞬間に、それは悲しい存在になっちゃいます。でも、そう思うかどうかは、読者の年齢層にもよるのかなって思ったりしました。同じ年の作者なのに、もしかしたら、ずっとずっと若いままでいて、私だけが年をとっちゃったのかな。そんな不安になる作品でもあったりします。でも、私には合わない作品でした。


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