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インディゴの夜(加藤実秋)

女性ライターの高原晶と大手出版社の編集者・塩谷がオーナーを務めるホストクラブ「インディゴ」。ひょんなことで、表の仕事はそのままで、裏の仕事を始めたわけだけど、このインディゴを舞台に、やんちゃなホストと高原晶が事件を解決していくと短編集です。
ともすると暗く湿った感じの夜の街に陰湿な事件、それを三十代の高原晶のさばけたキャラクターが明るい爽やかな雰囲気を出しています。

ただ、事件自体はどれも、「ああ、そうですか」で終わっちゃう感じで、あまりに普通の事件って感じがします。スタイリッシュでウィットにとむ新世代探偵小説ってことだけど、どうも軽すぎる謎と問題提起もするけど、これはやっぱり難しいことを考えないで、面白く行こうよって言うパーティのノリで接した方がよかったのかも(^^)。登場人物はどれも魅力的で、特徴があっておもしろいです。よかったのは、そんなキャラの性格から「センター街NPボーイズ」「夜を駆ける者」が面白かったかな。

収録作品
「インディゴの夜」
「原色の娘」
「センター街NPボーイズ」
「夜を駆ける者」

★★★

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