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京都市交響楽団(岩城宏之指揮)

ハーモニーホールふくいへパイプオルガンを聴きたくて出かけました。今日の演奏は京都市交響楽団岩城宏之さんが指揮します。パイプオルガンは小林英之さんです。

ビゼー:歌劇「カルメン」から
・第一幕への前奏曲
・第二幕への間奏曲
・第三幕への間奏曲
・第四幕への間奏曲
ビゼー:交響曲第一番
サン=サンーンス:交響曲第三番「オルガン」

 
ビゼーのカルメンは選曲が幕間順になっているけど、ちょうど小さな交響曲を聴いているような構成になっているんだなあって感心しました。サン=サーンスのオルガンは、いつもなら大音響でなる第2部でしか意識しないのに、第1部でも、なるほど、音は空気を振動させて伝わるのだなって実感しました。意外に小さな音でもパイプオルガンが鳴ると、空気の振動が違います。

ところで、「オルガン」の曲が始まる前の休憩時間に今、読んでいる本の「天使の囀り」で、耳鳴りというか虫や鳥の不穏な音が「天使の囀り」として幻聴というのでしょうか、そんな症状を話をするシーンだったのです。ゴキブリは鳴かないけど生命力が強く、綺麗な泣き声の秋の虫はどうして寿命が短いのだろうとも・・(ゴキブリが夜中に鳴くようになったら、家に住んでいられないですよね(^^;)。憎まれっ子世にはばかるとか美人薄命とは、うまく言ったものです。

そんな話を読んでから、音楽がスタートしたので、ちょうど交響曲3番の最初の第一主題の弦の不穏なテーマ音がやけに話にマッチした感じでした。

これだけの規模の大きなオーケストラの曲を生で聞くのは久しぶりで、本当に熱演でした。やっぱり、生はいいなあ。心からの拍手です。

岩城宏之さんは、生きていたら父親と同じくらいの年で後ろ姿がどことなく似ていますが、お元気です。総じて指揮者は長生きでお元気ですね。どうも、あのコンサートでクラシックを聴くというか体感すると言うのがよくって、しかも2時間全身で指揮をするわけで、それが体力気力を続ける要因になっているのでしょう。

サン=サーンスの交響曲のクライマックスなどは、指揮者は晴れやかだなあって思っちゃいます。ところで、最後のこのクライマックスは、普通のレコードならパイプオルガンがかなり響くシーンだけど、生のせいか金管や木管の方がよく聞こえて、パイプオルガンは音よりも振動だけだったのです。多分、前から6列目という位置が悪かったのかな。パイプの正面、2階席前列あたりを狙って置けばよかったかな。次回の楽しみに取っておこう。

ちなみにアンコールは、ビゼーの「アルルの女」からメヌエット。
フルートとハープの独壇場みたいだけど、フルートの方はきれいな人だったな(^^)

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