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盤上の敵(北村薫)

我が家に猟銃を持った殺人犯が立てこもり、妻・友貴子が人質にされた。警察とワイドショーのカメラに包囲され、「公然の密室」と化したマイホーム!末永純一は妻を無事に救出するため、警察を出し抜き犯人と交渉を始める。はたして純一は犯人に王手をかけることができるのか?

なんていうことで、本格的トリックの作品です。

 
物語は、犯人の黒のキング、妻が白のクイーン、夫の純一が白のキングの役割で、いかに、黒のキングを盤上(自宅)から取り除くかって事でしょうか?構成自体もそうなっていますが、そこで、不思議なことは、黒のクイーンがいないのかということと、人質になっている妻・友貴子の回想録を読むに連れて、白のキングの行動力と白のクイーンの行動力にあまりに差があるように感じたことです。しかし、それすらも・・・

って、これ以上はねたバレになるかと。

★★★★
(本当は5つくらい行きたい所だけど期待が大きすぎた)

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コメント

私も北村作品は好きです。
時と人の3部作はとても良かったです。
「街の灯」や「円紫師匠と私」シリーズの
優しい雰囲気も気に入っています。
「盤上の敵」はちょっと雰囲気が違うようですね。

投稿: kyoko | 2005.06.18 21:28

kyokoさんも「時と人」の3部作を読まれたのですね。楽しめるシリーズでしたね。

「街の灯」は登場人物の中でベッキーさんが魅力的で、出来たらシリーズ化をして欲しいなあ。「円紫師匠と私」シリーズも、魅力的なキャラ3人組が楽しいです。

どれも、なんとなく物語の中での時間の流れが急性じゃなくって、穏やかに進むのは、登場人物の性格によるところが大きいと思うのですが、しかし、「盤上の敵」は、全く系統が違います。まずは、話題に読んでみるのもいいですよ(^^)

投稿: ごえもん | 2005.06.19 07:01

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