« 富山県?福井県? | トップページ | シンデレラマン »

歌劇「魔笛」バーデン市立劇場

毎年来日公演をしているみたいですが、私が観るのは初めてです。福井でも歌劇がときどき公演されるのは大変いいことです。昨年末は「ヘンゼルとグレーテル」、春には「カルメン」などいい舞台がありました。

今回は本場ウィーンの来日公演ですが、さすがに客席は満員です。感じでは9割近くが女性でしょう。こうしたときには女性パワーですね。世のお父さんは何をしているのかな?一緒に行く仲間がいると言う点で女性に軍配かな?(だから私はひとりなのかも(笑))

魔笛を観るのは、2度目ですが、今回は予習のお陰と字幕があったので楽しむことができました。原語上演はいいけど、言っていることが分からないとなかなか楽しみも半減ですからね。公演は、3時間近く、すごい長い時間ですが気にならずに楽しめました。

話は、、
王子タミィーノが大蛇に襲われそうになったときに3人の女官に助けられて、夜の女王に娘パミィーナを悪のザラストロから助けてくれと頼まれます。

鳥男パパゲーノと一緒にザラストロのところに行くと、夜の女王にだまされていると知ります。真の愛を勝ち得るためには試練を乗り越えないといけないと教えられて、沈黙の試練、炎の試練、水の試練を乗り越えて王子タミィーノとパミィータは真の愛を得て、夜の女王は太陽の輝きの元に滅亡するのです。

この試練を乗り越えるときに笛を吹くのですが、それが「魔笛」と言うことですね。

 
いまだに謎なのですけど、その試練を乗り越える笛と言うのは夜の女王が与えたものなんですよ。その意味は何かあるはずだけど、いつも考えていません(^^;。魔笛そのものに意味があるのでしょう。

演出面では、舞台がよく変るので道具係りの人は大変だったと思います。しかし、スムーズに楽しめました。舞台変更そのものを見せているような演出の一部のようでした。最初、序曲が終わったら女性が3人、TシャツとGパンで現れてびっくりしました。実は、これが後の童子3人になると言う選出が分かるまでは、「なにやっているのだろう」「目障りだな」って思ったくらいでした(笑)

字幕はありがたいのですけど、曲の解説までも字幕でやるのはいらないと思います。台詞の字幕はありがたいものですけど、曲の解説や背景に関する話を曲の間に流すと(読まなかったけど)どうしても注意がそちらに行きます。そうなると音楽はBGM的になります。知識を増やすのでは音楽に触れる場と言うことなら、こうしたサービスは不要かな。

あと、夜の女王が大変難しい役なんですが(たっ2つのアリアのためにこの役が誰をやるかが重要なオペラと言うのも珍しいものです)、今回は声量がいまひとつだったような気がします。難曲があるので、なかなかまともに歌うものも難しいとは思っていたら、なんと本来の出演者が急病で代役だったのです。最後のカーテンコールでも笑顔が見えない(顔は仮面で隠れているけど(^^;)ところを見ると自分でも納得行かなかったかな。


パパゲーノは本来の明るさやコミカルさが受けたようで、カーテンコールでも人一倍大きな拍手だったです。あと、パミィーナもよかったです。

来年も福井に来るのならぜひ楽しみたいものです。フィガロの結婚と言うことらしいです。


データ:

モーツァルト作曲 魔笛
全2幕 ドイツ語演


指揮 クリスティアン・ポォラァック
演出 ルゥチア・メシュヴィッツ
美術 ヘルゥムゥト・ルゥドヴィック
衣装 スゥザァンネ・エッツピィナァル
助監督 クリスタァ・エァルツゥルゥ

キャスト
タミィーノ  インゴォー・アンデェァルス
夜の女王   ハンディ・ヴォルフ
ザラストロ  アンドレェアス・カムメェァルツェルト
パパゲーノ  ミィヒィヤエル・ハァヴリィチェック
パミィーナ  マヌゥエラ・ティラァン
パパゲーナ  クラウディア・ワグネェアル

合唱 バーデン市立劇場合唱団

管弦楽 モーツアルティアーデ管弦楽団


福井市文化会館

|

« 富山県?福井県? | トップページ | シンデレラマン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/6010862

この記事へのトラックバック一覧です: 歌劇「魔笛」バーデン市立劇場:

« 富山県?福井県? | トップページ | シンデレラマン »