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ローマの休日

まだ年内に見たい映画があるけど、雪があって出かけるのが面倒って感じです(飲み会には出かけるのに?)。そんな中、ローマの休日のデジタルリマスター版を見ました。以前、公開50周年記念でこの版が劇場で公開されていたのは知っていましたが、見に行く事はなかったのです。版自体の違いは、あまり気にならないので。

 
改めてこの映画の魅力を考えてみると、さまざまな要素があるように思えてきます。身分違いの恋と言う設定や魅力的なローマの街、チャーミングな王女役のオードリー、各画面に散りばめられたユーモアなどなど。

その中で、改めて思ったのは、ローマの魅力もアン王女の生き生きした表情も、それは、アン王女が、「普通にしていることに感動」していると言うことです。「雨に濡れて街を歩きたいのです」って言うシーンがあるのだけど、誰も雨には濡れたくないものです。しかし、そんな普通のことに感動しているのです。普通のことが目新しいことだから、全てに感動して、スペイン広場でアイスクリームを食べる姿も楽しくてしょうがないように見えてくるのでしょう。

そんな感動のある日々が眩しくてステキに映るような気がしました。だから、ローマの街も生き生きして、一度はスペイン広場でソフトクリームを食べて、花を一輪もらいたいと思ったり、バイクで街を走ってみたいとか、市場を冷やかしたり、髪までも切ってみたいとか?思ったりするものです。

映画の解説にあるように、王女アンと新聞記者は身分の違いと言うのもあるだろうけど、最後まで告白めいた台詞は一度も出てきません。しかし、2人の間には相手を思いやる気持ちが溢れていて、互いに感じているであろう胸のトキメキが痛いほど伝わるから不思議です。そのあたりの演出はとても素晴らしいですし、そんな恋と言えるかどうか分からないけど、トキメキや感動する気持ちが共感を呼んで、いつまで経っても人気の名作として残っているのでしょう。

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