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一週間のしごと(永嶋恵美)

永嶋恵美さんの作品では「転落」を読みましたが、テーマが違うからか、ずいぶん作風が違っています。今回は青春ミステリとなっています。

子供を拾ってきた菜加、その弟の克巳、隣人の高校生である恭平、この3人のキャラがなかなか魅力的に描かれています。こうした青春ミステリでは、かなり重要な点ではないでしょうか?しかし、恭平の同級生で親友の忍(男(笑))が類型的なのが残念です。決して、どこにでもいると言う意味のありふれている感じじゃないけど、とにかくありそうな感じなんです(って、これ以上はネタバレになりそうなので、やめましょう)。

内容は表題どおり土曜日から始まり翌週の金曜日までの話です(後日談の土曜日がありますが)。実は土曜日から読み始めてほぼ予定通りの1週間後金曜日で読み終えました。主人公にとっては1週間が忙しかったとは思うけど(^^;

そうそう、この本のもうひとりの魅力的なキャラは養護教諭です。頭痛の薬が2種類あるのか実際の養護の先生に聞いてみたいものですが・・・・学校の穴について語る姿を想像して、恭平と養護教諭の信頼関係を垣間見た感じがします。

★★★☆

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