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シリウスの道(藤原伊織)

多分、この作者の本は初めてだったと思うけど、電通に勤めていたとか言う話で、なるほど広告業界に詳しいはずで、この本も広告業界の企業小説のエンターテイメントとしても読めそうな感じです。

ボリュームがある作品だったのだけど、最後まで楽しみながら読むことが出来ました。その理由のひとつには、主人公(広告代理店の辰村副部長)を初め、美人のやり手部長、大物政治家のコネで転職してた社員、ネットトレードに詳しい派遣社員など、脇役も魅力的なキャラがいることでしょう。

一方、ミステリーとして見ると、少し貧弱かな(^^;
ミステリーポイントは、過去の経緯と今になって届く脅迫文と言うのがメインになるけど、どうみても「18億円もの扱いになる大規模な広告の競合案件」に対応する話の方が面白いのです(^^;。結末も、この案件に関する結末は痛快でした。それに比べると脅迫文に関する方の結末は、動機も少し弱いのと同じように、少し影が薄い感じです。

でも、私は企業小説のエンターティメント版として読んでいたから楽しめました。

★★★★☆

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