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セリヌンティウスの舟(石持浅海)

この作者の本はどれも発想や着眼点がいいものばかりなのですが、どうも読みおわった後に、それでよかったのかなって思っちゃいます(^^;

荒れ狂う海で遭難した6人のダイバーは、お互いの身体をつかんで、ひとつの輪になって救助を待つうちに、お互いに信頼で結ばれていきました。しかし、その6人のうち美月が、ダイビングの後の打ち上げの夜に、青酸カリを飲んで自殺。その死の意味をもう一度見つめ直すために、再び集まった5人の仲間は、一枚の写真に不審を覚えます。

なぜ、どのように自殺をしたのか?
その議論が延々と続くのは、安楽椅子探偵の集合版のようで、それはそれで楽しいような気もするけど(数学の証明を解いている様な錯覚になりました)、なんだか現実味がない感じでした。議論のために議論をしている感じで・・・

・・で、読み終えた最後に、なんで自殺したんだっけ?って思っちゃう自分がいました。ああ、全く分からないままになちゃった(^^;

★★★

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