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模像殺人事件(佐々木俊介)

売れない作家・大川戸が山中で迷い込んだ屋敷は木乃家。行き着いたとたんに、8年間失踪してた木乃家の長男が戻ってきていた。しかも、顔に怪我をして顔中に包帯が巻いてある状態で。さらに、自分が長男だと言う包帯巻きのオトコが2人もいた。そこは人里はなれた携帯も通じない場所で、唯一の橋が爆破され、電話線も切られてから、お決まりの惨劇が始まります。

なんて、もう横溝正史の世界が丸ごとと言う感じで、いまどきこんな本に出会うとはびっくりです。まるで犬神家の一族ですね(^^)

そんな中、大川戸がそこで見たものを手記にしたものを、後日読んだ進藤啓作が改めて謎を解こうとしたのだが・・・・。

面白い構成と謎、意外なラストと、お膳立ては揃っているけど、個人的にはこの作家の文章が苦手でした。なかなか集中できなかったのです(特に手記を入手したあたりから)。それでもラスト60ページほどは一気に読ませてくれました。個人の問題なので、この手の作品は好きな人にはたまらなく好きになるでしょう。作品自体はなかなか楽しめるものだと思いました。

★★★☆

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