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6ステイン(福井晴敏)

防衛庁情報局…通称、市ヶ谷。公に出来ない地下組織に属する工作員たちと彼らに関わる人を描いた短編集です。福井さんの作品といえば圧倒的な厚み(^^;の長編モノで、超人的な主人公が多い中、珍しく短編で、しかも、登場人物は普通は一般市民。

普段は別の仕事をしていたり主婦であったりする人たちが、本部からの指令が出ると一転、緊張した状況下で命を張っての仕事なる(しかし手当は低い(笑))と言う短編が6編です。しかし、最後の2作「断ち切る」「920を待ちながら」は中篇と言ってもいいボリュームでした。

個人的には、福井さんには長編が似合うなあって思っていましたが、その中でも収録作品の中で「媽媽」「断ち切る」「920を待ちながら」は秀作で楽しめました。特に「媽媽」の母としての立場、「断ち切る」の爺やとしての立場など、そちらの面でも楽しめたので、長編との使い分けがうまいと思わせる作品でした。

収録作品
いまできる最善のこと
畳算
サクラ
媽媽
断ち切る
920を待ちながら

★★★★★

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