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グエムル漢江の怪物

Guemuru韓国映画もドラマも見ていなかったけど、初めて真剣に見たのが怪物映画と言うのも・・って気もするけど異色だからそれもいいかなと思ってみてきました。このポスターの構図はなかなかいいと思っていましたが、怪物と言うのは、このポスターから少し分かるようにコジラのような怪獣ではなくて、どちらかと言うとエイリアンでした。

この怪物が出てきた背景と言うのが、韓国に駐在した米軍による不法投棄によるもの。反米の象徴のような怪物と言うわけです。そこまで深読みすべきかもしれないけど、そう思うと、この怪物を相手に戦うのは、韓国軍でも米軍でもなく(ほとんど活躍がないと言うよりは無視されているような感じ(^^;)娘を怪物に連れ去られた韓国の家族。

家族と言っても、娘から言えばお祖父ちゃんと父親と、叔母さんと叔父さんの4人。こうした設定は韓国風なんでしょうか?普通ハリウッド映画なら、こうした家族でチームを組んで戦う事はなく、普段は情けなかった父親がスーパーマン的活躍で娘を救出するでしょう。しかも、この父親が、全くダメな父親で、私には、父親と思えと言われても思えないほどのキャラクター設定(^^;

最初のシーンでは「おお!」って思わせるような衝撃的なシーンで、度肝を抜かれたけど、突然、コメディに変身してしまうようなギャップ、さらにラスト近くで、ようやく少女を救出したと思ったら、思わぬ結末!!!

唯一光っていた、少女パク・ヒョンソ役のコ・アソンは、迫真の演技で、目も素晴らしい。怪物からの最後の脱出時の行動など、かなり感情移入したのに。。。。スタッフロールで流れるテーマソングはチンドン屋の音楽のようでもあるし、かなりカルチャーショックを受けるような映画でした。

日本の伝統技である怪獣映画の型になれてしまった私には、新しい価値観の怪獣映画とも言えるかもしれないなあ。それにしても、今年一番のギャップのある映画だった。

★★★

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