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犬神家の一族(テアトルサンク3)

Inugami前作から30年。私が大学1年の時に見た映画のリメイク版を観てきました。当時は私は映画をたくさんみていた記憶があって、年間に80本くらいは見ていたんじゃないかな。その当時、角川映画として日本映画の金字塔とまで言われた市川崑監督の作品が30年ぶりに映像化するとなれば、見ないわけには行きません。会場は珍しく多くのお客様がいて、中には年配の方も。前作を見たのだろうなって思いましたが、そういう自分自身が年配です(^^;

豪華メンバーの共演で楽しめますが、前作を知っていて、しかも同じ監督が取り直すと言う意味を見出そうとすると、ちょっと無理がある作品になっています。犬神家のメンバーもなかなかの演技で甲乙付けがたいですけど、脇役では前作に軍配が上がる感じるところがありました。


この作品を見て、松子、竹子、梅子とは、、またいい加減な名前の付け方だなあって、今になって感じましたが、前回では意識しなかったですね。それと、、スケキヨって「助清」だとずっと思っていたら手形の横に「佐清」って・・あれ・・そうだったのか(^^;。原作も読んでいるのにすっかり忘れていました。

30年前と同じ配役は、石坂浩二と加藤武と大滝秀治と言うように独特のキャラがあるタイプの方で、イメージが重なって楽しいものです。女性陣は総入れ替え(当然ですよね)。この男3人が健在で若々しい演技には感心しました。犬神松子、竹子、梅子もいい配役だったなあ。前回よりもいいかも。

ただ、気が狂う犬神小夜子役は、前作の川口晶がイメージにあっていました。それに、那須ホテルの女中の坂口良子の独特の田舎くささがお似合いだと思ったけど、共にずいぶん垢抜けした女性になった感じで、時代的に不釣合いになった感じです。

配役比較です。
記憶になかったけど、三女の草笛光子さん、今回はお琴の先生になったのですね。お琴の音の乱れに気が付く点は覚えていましたが・・・(^^)

金田一耕助 石坂浩二(石坂浩二)
犬神松子  富司純子(高峰三枝子)
犬神竹子  松坂慶子(三条美紀)
犬神梅子  萬田久子(草笛光子)
犬神佐清  尾上菊之助(あおい輝彦)
犬神佐武  葛山信吾(地井武男)
犬神佐智  池内万作(川口恒)
犬神小夜子 奥菜恵(川口晶)

犬神寅之助 岸部一徳(金田龍之介)
犬神幸吉  螢雪次朗(小林昭二)

野々宮珠世 松嶋菜々子(島田陽子)
那須ホテル女中 深田恭子(坂口良子)
那須ホテルの主人 三谷幸喜(横溝正史)

古館恭三弁護士 中村敦夫(小沢栄太郎)
橘警察署長 加藤武(加藤武)
大山神官  大滝秀治(大滝秀治)

猿蔵    永澤俊矢(寺田稔)
青沼菊乃  松本美奈子(大関優子)
柏屋・久平 林家木久蔵(三木のり平)
柏屋の女房 中村玉緒(沼田カズ子)

藤崎鑑識課員 石倉三郎(三谷昇)
仙波刑事  尾藤イサオ
若林久男  嶋田豪(西尾啓)
お園    三條美紀(原泉)
琴の師匠  草笛光子(岸田今日子)

犬神佐兵衛 仲代達矢(三国連太郎)

映画単独では楽しめましたが、リバイバルじゃなくってリメイクと言うところに期待した事は外れたみたいです。
しかし、映画自体は人気のようです。珍しくたくさんの人がいました。

★★★☆

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