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007/カジノ・ロワイヤル(テアトル5)

0071/3 20:00~ 1200円(深夜料金)

007と言えば、もう半世紀近くも続いているシリーズですが、その生まれた背景には東西冷戦と言うスパイの活躍しそうな土壌がありました。それがソ連崩壊など、世界的な流れの中でスパイの役割が狭くなっているのは事実でしょう。

この映画は21作目らしいけど、最近は、ちょっと詰まらなくなった感じで、SF的であったり、CGオンパレードであったりと、ますますエンターティメントにのみ向かっていた感じでした。しかし、今回の「007/カジノ・ロワイアル」は原点回帰のアクションになったのはよかったです。アクションシーンは、まるで神業のようであり、その一方で野生的で、ともすれば暴力的でもある感じがするくらいです。それが007の未熟さも感じさせるほどです。

今回は21作目とは言うものの、話としては、ジェームス・ボンドが007になる話(また、なってからの最初の任務の話)なのです。そういう意味では、007の行動そのものもそんな演出が意識されたのでしょう。

ただ、最初の話とは言え時代背景は1950年代ではなく、今の時代。したがって敵は共産国ではなく、死の商人だったりします。したがって携帯電話やパソコンがよく使われます(携帯は外国制だからでしょうか?日本製に比べるとずいぶんシンプルなのに、三次元地図情報などなかなかすごいなあ)。

ボンド役・007といえば、私の世代ではショーンコネリーじゃなくてロジャームーアです。アクションシーンはあるけど、スマートでユーモアがあるのが特徴的です。今回、美女とのロマンスはお決まりのコースであるけど、ユーモアは影を潜め、アクションはとてもワイルドな感じです。

オープニングは従来のオープニングじゃなくって、まるで星新一さんの本のカバーデザインの真鍋博さんの作風を思い出させるようなオープニングで、これもまたいいかも。最近の映画はいきなり始まるけど、こんなオープニング主題歌って、なんだか懐かしい感じです。

と言うことで、久しぶりに楽しめる007の映画となりました。

ただ、どうしても譲れないのは、6代目となるジェームスボンド役のダニエル・グレイグ氏。彼は私より10歳以上若いけど、少しふけて見えます。今までのボンド役が若作りであったから余計に感じますが、007を名乗る時期の若造の話のはずが、ずいぶん、大人に見えちゃいます(笑)。しかも、これは本人は罪がないのだけど、どうも、顔の作りが過去の007ではKGB役で出てきそうな顔なんです。ああ~、どうしてもダメです。まるでスーパーマンが、クリストファーリーブ系の顔じゃなくって、適役のジーンハックマンが演じているようなものです。私には言われたくないだろうけど(^^;、でも、映画のシリーズでは顔は大事だよね。

★★★★☆

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コメント

こんにちは!こちらにも足を伸ばしてみました。(ついでに、別ブログのアドレスも記入してみました、もうちょっと充実したら、トラバなどさせて下さいませ)
お忙しい中で、映画も本もよくこれだけ!!と感心します。被っている作品があると、「なるほど」と思ったり、「おお、見解が異なる」と思ったり、読んでいて楽しいです。
007、私は今までの007が「優男すぎる」と感じていたので、ダニエルさん、結構いいじゃん!と思いました。
確かにふけてるけど・・・アヒル口だけど・・・冷たい目がスパイにふさわしくていいなあって。『ミュンヘン』とは大分違う印象だったので、それも新鮮でした。

投稿: 駄々猫 | 2007.01.05 13:47

こんにちは、駄々猫さん。

007、確かに優男路線は最近は顕著でしたね。
特に5代目はそんな印象です。
ダニエルさんは、そういう意味では
少しワイルドなアクションがよかったですが
どうも私には顔の作りがKGBぽく感じられて
英国諜報部員って思いこませるのが大変でした(^^;

新しいブログも楽しみにしています。

余談ですが、
ちなみに、1/25~1/30は京王百貨店の物産展です(^^)

投稿: ごえもん | 2007.01.05 20:43

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