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太陽(メトロ劇場)

Sun1/1 15:15~ 1000円(ファーストディ)

正月そうそう今年の1番の映画は、元旦の福井の天気を象徴するような「太陽」。映画「太陽」は、ロシアの監督が終戦から人間宣言するまでの天皇を描いた作品です。歴史的には終戦前の御前会議からマッカーサーとの会見(1945/9/27)、そして人間宣言をされるときまで(人間宣言は1946/1/1)の時期にあたるので、1945年の夏以降だろうか。

映画のタイトルとは逆に映画は暗いです(^^;。しかも、スローなテンポでかなり眠くなるので体調を良くして見に行く映画だと思います(^^;

しかし、映画自体は大変興味深い内容になっています。日本人ではこうした映画は撮れないでしょう。この映画を日本で公開できるのもすごいかもしれないほどです。

今まで、映画の中に天皇が登場する事はよくありましたが(戦争映画ですと御前会議のシーンではどうしても)、そのときも天皇は後ろ姿であったり、手だけを映したり(そんなのあったかな・(^^;)、架空の話での天皇も歌舞伎役者系が演ずることが多いような印象でした。それに比べて、この映画の天皇役のイッセー尾形さんの演技は跳びぬけて素晴らしいです。自ら「神格」を否定して人間宣言をするまでの苦悩を描く姿はなかなかのものです。また、あまりに昭和天皇に似ていて、「あっそう」の口癖のような演技まで見ていると、ある意味、喜劇にすら思えてくるほどです。天皇の本質は子供のようなユーモア性にあると言う感じがにじみ出ていました。

人間宣言をすると言うのがどう言う事なのか、戦後生まれの私にはそのショックが分かりませんが、天皇が人間宣言をしたその言葉を録音した技師は自決したと言うのですから、いかにすごいことか・・・・確かに、神だからこそ、天皇のために死んでも戦い抜いたのでしょうから。

映画として、明るく楽しいわけではないけど(テーマがテーマだけですからね)、映画としては大変価値あるいい映画でした。

★★★★☆

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コメント

あけましておめでとうございます。

さっそく映画の話題ですね。
ごえもんさんの足元にも及びませんが、
今年も、ごえもんさんの
本の話題、映画の話題を参考にさせてもらい、
いっぱい本を読んで、映画を観たいと
思っています。
よろしくお願いします。

投稿: らずむっち | 2007.01.01 20:55

あけましておめでとうございます。

年末のジャンボは惜しかったですね!
私はかすりもしませんでしたが
なんと!「おおみそかラッキー賞」が当たりました。

私の映画はいい加減な見方で独断と偏見ですから
参考にはならないでしょうけど、
映画や本はらずむっちさんのブログも
楽しみに読ませていただきます。

よろしくお願いいたします。

投稿: ごえもん | 2007.01.01 22:47

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