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見えない誰かと(瀬尾まいこ)

以前の会社で、まだ若かった頃に、ある製薬会社の商談に出席しました。営業とは違い私は技術者としての出席だったので、テクニカルなことのフォローでしたが、あいにくの風邪で体調が不良でした。そんなのときに製薬会社だからでしょうか、前方の担当者が「リポビタンD」を提供してくれました。

先週は岡山から大阪と高島の物産展をまわりましたが、なかなか「見えない誰かと」の本が売っていなくて、ようやく梅田の紀伊国屋でこの本を買いました。あいにくの風邪がひどくて、なかなか読めずに、逆に物産展は休むわけにも行かずホテルから百貨店に向かう途中のコンビニで「リポビタンD」を見つけて、昔を思い出して飲んだ次第です。風邪薬じゃないから、本当なら、悪いものを治すというのが本筋だろうけど、「リポビタンD」を飲むと少々悪いところは目をつぶって、元気なところを伸ばそうよって気分になります。

この本もそんな感じです。


瀬尾まいこさん初のエッセイですけど(以前、朝日新聞の関西系のWebサイトで短いエッセイを書かれていましたが)エッセイそのものはそうすごいものではないけど、瀬尾さんの作品を読んでいるものにとっては、なるほどこうした感じの方かって興味ある内容でした。

学校の先生をしているのはよく知られているけど、中学校の国語の女性先生で若いとなれば、なにかと中学生が言う事を聞かなかったり反抗したりと大変だろうなあ(と自分の過去を思い出して言うのだけど)思っているのですけど、そんな中で本も書いてすごいなあって感心もしながら、実際の教壇ではどんなになっているのだろうと興味もあったわけです。でも、作品と同じように全部受け入れていると言うか、そんな感じを持ちました。

瀬尾まいこさんの作品に興味がない人には、このエッセイもどうでもいいけど、作品を読んだことがある人なら、「強運の持ち主」じゃないと言う話や、「図書館の神様」誕生の話など、とても楽しめる内容でした。

★★★★★

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家具屋で本棚、中でもすごく気になっているスライド式のやつを買おうと 思っている。 なんでスライド式なのかというと、何かのアニメか、ドラマでスライドする本棚を開けていくと秘密の部屋(と言うよりは奥の部屋!!)にいけたりするじゃない? [続きを読む]

受信: 2007.03.11 15:34

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