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ナイチンゲールの沈黙(海堂尊)

土曜日から近場の温泉にくことになり、この本を持って行きました。そこで、勢いをつけて一気読みでした。

ご存じミステリーがすごい大賞を受賞した「チームバチスタ」後の第二弾。例によって、田口センセと白鳥が登場するのですが・・・なんだか前作のバチスタに比べるとナイチンゲールでは白鳥の影が薄いです。破天荒ぶりが小さくなっているうえに、また別の加納警視正が登場して、この人物がかなり強引なために影が薄くなっているとも言えます。

今度の事件は、どうかな。
なんて言うかボリュームの割には犯罪の意外性も少なく、その上、主題である部分にも少々無理があうようにも思えましたが、世の中にはこういうことも「あり得ないことではないと言えないこともない」でしょうか。

一気読みさせる展開やキャラは悪くないけど(少しそのキャラがごちゃごちゃしすぎて、登場人物一覧を手放せないうらみがありましたが)、1作目ほどのインパクトもなく、あえて言えばこの作者としては失敗作かもって感じもしました。

★★★☆

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» ナイチンゲールの沈黙 [シェルティ Pазум official site DIARY]
     (ぼくの吠え声は、ナイチンゲールのさえずりのようだと         よく言われます)  「ナイチンゲールの沈黙」海堂 尊 著 を読んだ。 メディカルミステリー「チーム・バチスタの栄光」の続編だ。 あらすじは… 「今回の主人公は、東城大学医学部付属病院・ 小児科病棟に勤務する看護師の浜田小夜。 担当は、眼球に発生する癌を患った子供たちだ。 その小夜は、奇跡の歌声の持ち主でもある。 小夜は、眼球を摘出されてしまう子供たちの心のケアを 不定愁訴外来・田口公平に依頼する。... [続きを読む]

受信: 2007.06.18 07:35

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