« サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ(大崎梢) | トップページ | モンスターズインク »

ありがとう、さようなら(瀬尾まいこ)

瀬尾さんの作品は独特のやさしさがあるけど、それはこうしたエッセイでもいかんなく発揮されています。ここに出てくる中学は講師時代に在籍した人数の少ない中学と、正式に教員になって赴任する300名くらいの中学。いずれも京都の北部の学校で、どちらかと言えば田舎なんでしょう。中学生に対してどのような授業かはわかりませんが、根底で瀬尾さん独自のやさしさが感受性の強い中学生にも伝わるのでしょう。いいクラスを受け持ち卒業する時の感動は並々ならぬものがあるでしょう。

青少年の犯罪やいじめなど暗いニュースが多い中、こうして見ると素晴らしいことも多く、こうした「些細なやさしさ」をマスコミももっと取り上げて報道すべきではないかって思ったりもしました。その報道でさらに「些細なやさしさ」が広がるような感じを持ったわけです。

1エッセイ3ページ仕立てで、簡単に読めちゃう本でした。

★★★★☆

|

« サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ(大崎梢) | トップページ | モンスターズインク »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/16022253

この記事へのトラックバック一覧です: ありがとう、さようなら(瀬尾まいこ):

« サイン会はいかが?―成風堂書店事件メモ(大崎梢) | トップページ | モンスターズインク »