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2007年9月の記事

チェリビダッケ・エディション Vol1 No8

Celibiミュンヘンフィルハーモニー管弦楽団
セルジュ・チェリビダッケ指揮
1993年9月/1994年6月ライヴ録音

ムソルグスキー/ラヴェル編:「展覧会の絵」&ラヴェル:「ボレロ」

今回、11月にチェコフィルの演奏で「展覧会の絵」を聞くために、展覧会の絵を新しく聞こうと、すでに4枚目のCDを入手、それがこのCDでした。

拍手のあと、結構長い時間の無音の時間が過ぎて、始まった「プロムナード」。この演奏はすごい!

もともとチェリビダッケの演奏には興味がありましたし、テンポが遅いと言うのも聞いていましたが、それにしても想像以上でした。恐ろしく遅い、しかし、それでいてクリアで聞いているうちに完全にこの音楽に圧倒されてしまいました。鳥肌が立つような演奏でした。そうなると、今までの普通の速さと言うのがなんなんだって感じになっちゃいます。こんな毒のある?演奏を聴いて、普通のコンサート演奏を聴けるかどうか、心配になりました(^^;

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ファンタスティック・フォー 銀河の危機(テアトル4)

F49/23 10:30~ 招待券

招待券じゃなかったら後悔していた映画と言う感じです。前作を見ていないので辛い部分もありますが、どうにかこうにか、たぶん前作ではこうだったのだろうと言うような話のつながりを想像をしながら見ました。しかし、全体的には陳腐な仕上がりと言う印象です。

4人のメンバーの能力は、ゴム人間、透明人間、火の玉男、岩石男です。この発想自体は結構好きだったりしますが(これで子供がメンバーにいれば、ガッチャマンやゴレンジャーの流れをくむ構成ですけど)、笑えそうで笑えない映像につらいものがあります。よく知りませんが、もしかしてこれはアメリカコミックが原作なのかな、それで、そんな印象を持つのかな。

今回の敵は(たぶん前作の悪役と思われる人物も復活する←スターウォーズの格好ですよね(^^;)銀河から来た、サーフボードに乗る銀色男(←これもターミネーターに出てきた液体金属の体を持つ男にそっくりのような・・・もしかしてアメリカコミックだとしたら、こちらの方が原作かもしれないなあ)で、なかなかインパクトがあります。この謎の男の圧倒的パワーにたじたじですけど、どうにか4人のチームワークと人の心に訴えると言う手法で銀河の危機を救うという話です。

そのメインとなる話があまりに単純でも、今回の映画では、普通の人間の生活に戻りたいという葛藤や、軍との軋轢など、しっかり取り上げれば面白くなりそうなテーマがあったにもかかわらず、どれも中途半端なまま終わっちゃいました。

日本の富士山をバックにスタートして、ロンドンアイも万里の長城も出てくる世界旅行並みの映像でしたが、駿河湾の漁船もなんか変だし、ラストの結婚式は中国?日本?着物からして日本と思うけど・・・だとしたら江戸時代みたいな、むちゃくちゃ違和感がありました!ある意味面白すぎます(^^;

★★★

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ロンドンに行く計画(1)

取りずらいと言う特典航空券は先に確保しましたが、あまりに先すぎて、その時には実際の旅行計画は漠然としたものとなり、ようやく今度はホテルを確保する段階になりました。ただ、ホテル確保となれば、スケジュールが決まってから、そのスケジュールにあった便利な場所のホテルと言うことで、まずは計画のアウトラインを作る必要があります(個人旅行の楽しみでもあり面倒なところでもありますね)。

で、計画の概要ですが、飛行機周りだけ決まっているのでやけに細かいけど(^^;
この感じから、ホテルは、ロンドン4泊、パリ1泊ですが、ロンドンは2泊ずつ別のホテルに泊まろうかなと計画中です。今のところ「PARK LANE」2泊、「Holiday Inn LONDON-REGENT'S PARK」2泊、パリは「LE GRAND」1泊を計画。

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ウィキッド(劇団四季)

Wicked9/17 13:00~ 劇団四季劇場「海」

待望のウィキッドを見に行きました。地方で劇団四季の公演もありますが、大がかりな演目については、専用劇場以外では(つまりロングランでないと、地方巡回のような1日公演では)舞台設営だけで難しい面があるのでしょう。したがって、こうした作品は東京まで見に行くこととなり、結構な出費になっています(^^;<マックが都会より安いくらいでは到底追いつかない。専用劇場は、昔はキャッツ専用劇場しかなかったですけど、今は全国にかなりあります。ここ「海」は「オペラ座の怪人」以来です。

人気の作品なので、予約は頑張ったものの、かなり左側の席になったのが残念ですが、それでも舞台は楽しめました。とてもお勧めです。この作品は、「オズの魔法使い」に出てくる「良い魔法使い・グリンダ」と「西の悪い魔法使い・エルファバ」の知られざる友情を描いた物語です。それにしてもこの物語はよく考えられているなあって感心しました。これは劇団四季と言うよりも原作者の功労ですね。

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もう一人の私(北川歩実)

短編集ですけど、よくある短編集のように「もう一人の私」という作品が収録されているというわけではありません。実は、どの短編もタイトル通り「もう一人の私」をテーマにしているものなのです。

それぞれになかなか味のある作品だったと思いますが、どれももう一つ衝撃がなかったです(衝撃を期待している方が悪いのですが・・)。その中で「替玉」が秀作でした。

収録作品
・分身
・渡された殺意
・婚約者
・月の輝く夜
・冷たい夜明け
・閃光
・ささやかな嘘
・鎖
・替玉

★★★★

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マーラー:交響曲第7番「夜の歌」(新日本フィルハーモニー交響楽団)

新日本フィルハーモニー交響楽団 第419回定期演奏会

マーラー作曲 交響曲 第7番 ホ短調『夜の歌』
指揮:クリスティアン・アルミンク

9/13 19:15~
サントリーホール
1階7列33番

出張の折にタイミングよくマーラーの交響曲第7番を聞きに行けました。と言ってもかなり早くからチケットは確保していました。会場はほぼ満員でした。18:30開場のあとに開演まで指揮者による曲に対するプレトークがあり(通訳つきです)、こうした企画は以前のサントリーホールでの演奏会でもありましたが、大変いい企画であり、ぜひとも福井でもやってほしいものです。

マーラーの7番は、5、6、7番と続く管弦楽のみの交響曲(1番は別にして2~4番も8番も声楽が入ります)で、その中でも7番は人気がないと言うか、演奏回数も少ないようですが(そういう意味では地方の人間にとっては、一生、生で聞く機会もないかもしれない貴重な演奏会です)、個人的には、有名な5番や、6番よりもずっと好きな交響曲です。演奏が少ないと言うのは構成にもよるのでしょう。かなりの大がかりな構成ですし、使用する楽器も大変多いです。それゆえ、私の地元はまずは聞けないかも。

初演は、1908年9月19日、プラハにて、マーラー自身の指揮で、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の演奏によるもので、なんと、初演からほぼ99年目なんですね。それも印象的になりました。

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東京フィルハーモニー交響楽団演奏会(チョン・ミョンフン指揮)

チョン・ミョンフン(指揮)
ルイジ・ピオヴァーノ(チェロ)
東京フィルハーモニー交響楽団

開催日 2007年09月10日(月)
時間 開演:19:00
場所 ハーモニーホールふくい (大ホール)
座席 PA10(会員価格2700円)


世界が注目するマエストロ・チョンが3年ぶりに福井へ!
情熱的で美しいタクトが誘うドラマティックな世界

と言うキャッチコピーで、以下の3曲演奏しました。

 ■ブラームス:ハイドンの主題による変奏曲
 ■ハイドン:チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 Hob.Ⅶ b-1
 ■プロコフィエフ:組曲「ロメオとジュリエット」より

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キサラギ(テアトル2)

Kisaragi9/9 14:20~ 招待券
期待はしていたけど、本当に最高!面白い映画でした!こうした映画は個人的にはとても好きです。

自殺したアイドル・如月ミキの一周忌に集まったファンサイトで知り合った男5名。1室で5名の登場人物だけと言う、舞台劇のような映画ですが(後で知ることになりますが、もともとの作は舞台用を意識したようです)、そんな閉じた空間でもテンポもよく集中力の途切れない映画になっています。

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「天国と地獄」テレビドラマ編

テレビ朝日で9月8日21時から黒澤明監督の「天国の地獄」の現代版のリメイクドラマが放映されました。あの時代のあの名作を、今の時代にと言うのはご苦労も多いとは思いますけど、出来はよかったですね。今の方は違和感なく見るのならこの作品でもいいかもしれません。

1963年当時は、高台から港町を見下ろせるということで、横浜市の浅間台から黄金町あたりを見下ろすという舞台設定でした(私が横浜に住んでいたのはその中間にあるくらいの天王町でしたが、見下ろされる側ですね(笑))。今の横浜では、きっと、浅間台からですとみなとみらいや横浜駅前の高層ビルなどが見えちゃって、富めるものと貧しいものの対比が難しいでしょう。そういうこともあってこのドラマでは小樽が舞台となっています。この設定も成功していると思います。

舞台を小樽にしたことで、列車からの金を受け渡しのシーンも自然の残る北海道を違和感なくできました。身代金は3000万円から3億円になりましたが(時代的にはそんなものかな)

犯人がヘロインの受け渡しに出かける時に、警察が尾行をするのだけど、不自然に人が多く、ビジュアル的には尾行していますってメッセージは十分ですが、ある意味漫画的で、特に、伊武雅刀さんのようなタイプの方がこそこそ隠れたりするシーンは少し滑稽だったりします(^^;。妻夫木さんも雰囲気が出てよかったですし、佐藤浩市さんも素晴らしかったです。

それにしても、緊迫感なるシーンの連続と靴づくりの気持ちを活かしたいい話です。久しぶりに映画のように眼鏡をかけてテレビを見ちゃいました。

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ロスト・チャイルド(桂美人)

最近続けて読んでいる「横溝正史ミステリー大賞」受賞作シリーズの一環です。21回(2001年)の「長い腕」、25回(2005年)の「いつか、虹の向こうに」、今回は27回(2007年)のこの作品です。実は、この作者の「桂美人」さんは福井県生まれで現在横浜在住の方で(私も福井県生まれで福井県育ちですけど、唯一県外では横浜市に11年間暮らしたことがあるので、ちょっと気になった存在です)、専修大学商学部卒後、大手出版社、またビジネス誌系コンサルティング会社勤務、塾講師を経て、司法試験受験にも挑戦。現在、会社員とのことで、これがデビュー作です。

この作品自体は福井の本屋でもよく見かけたのですけど、作者の名前よりも帯の「桐野夏生氏激賞!」ってある字が大きかったので、てっきり「桐野夏生」さんの作品かと思っていました。

スピード感ある展開と問題性のあるテーマ、と言うことで、すごくいい作品とは思いますが、私にはそのスピード感の割に雑然とした感じがあって、疾風の快感を感じる前に、躓いちゃう足元を見ているような感じでした。遺伝子工学と医学は、倫理面もあって、非常にデリケートな問題ですが、この点の作者のメッセージは他の事象にかすんでいるように思います。

後半は、私個人の問題ですが、特に苦手な外国人の名前がたくさんでてきて、余計人間関係などに気をとられてしまったのもマイナスに働いたようです。

★★★☆

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釣りバカ日誌18(シネマ1)

Turi189/6 19:00~ 試写会

巡り合わせで偶然、3日連続映画館に足を運ぶことになりました。

18作目20周年記念と言うのに、このシリーズを見るのは生れてはじめてのこと。実は映画は釣りばかりをしている映画と思っていましたが、意外に釣りのシーンよりも別の話題があり(当たり前ですよね)、それなりに楽しめる映画になっていました。スーさんと浜ちゃんがどういう関係かも初めて知りました。

こうした映画はテレビドラマと言う娯楽のない時代には大変喜ばれたのかなと思ったりもしました。しかし、とは言え、たまには会場の笑い声を聞きながら映画を見るのも悪くないかと思ったりもします。

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機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙篇(テアトル5)

Gan9/5 20:00~ 800円

特別上映シリーズ最終作品です。やはり普通の上映作品よりも見に来ている人が多いような気がします(^^)。宇宙に飛び立ってからの話から最後までなんですけど、2時間20分という長時間でも少々端折りすぎの感じもします。地上戦ではサイドストリー的な話がありその部分をカットできたのですけど、宇宙戦では、ニュータイプに関する話題の本格的な展開もあり、カットできる部分が少ないように感じました(ギャンが出なかったことを改めて知りました)。

それでも楽しめちゃいました。根っからの好きなんでしょう(^^;。一気に三部作を見ると言うのは家でビデオと言うことではここまで集中できないし、いい機会でした。しかし、今日も試写会。これだけ毎日映画に行くの珍しいです。
ガンダムのおまけも作ってみました。これはゲルググです。

Geru

★★★★★

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機動戦士ガンダムII 哀・戦士篇(テアトル5)

9/4 20:00~ 800円

「ヴイナス戦記」「機動戦士ガンダム」に続く特別上映です。先に上映していた「機動戦士ガンダム」に続き今日も盛況です。大学生っぽいオタク系の方もいたような(^^;

ガンダムはテレビ放映時には43話あったのですけど、このⅡは16~31話前半を再編して、1981年7月11日公開されています。6時間半ほどの放映アニメを2時間ちょっとにまとめるのですからサイドストリー的なところが大幅にカットされています。しかし、1作目が宇宙から地球に、2作目は地球上での人との出会いや別れを描いていて、その住み分けやテーマなどうまく編集しています。

普通は3部作の2作目はどうしても話のつなぎになりがちですけど、この作品を改めてみると、案外、この2作目の方が名作かもって私の中では評価が高い感じです。

ジオン軍でもかなり好きな「ランバ・ラル」と「ハモン」、それに「マチルダ中尉」「ウッディ大尉」「リュウホセイ」「ミハル」など、戦死する人が多いので、「哀」の字が使われているのかな。今見てもとても楽しめる映画でした。明日はいよいよ最終作です。

★★★★★

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機動戦士ガンダム(テアトル5)

9/1 22:00~ 800円

安彦良和原画展(福井市美術館)とのコラボレーションで安彦良和作品が連続で上映されまる第二弾です。今週は機動戦士ガンダムです。公開日と上映日に制限があるために(1日1回で2日間の上映)見れる日にはしっかりと見ないといけないですが、毎日20時からと聞いていたので、今回も行ってみたら、なんと22時からとか・・・!!

「機動戦士ガンダム」9月1日(土)
「機動戦士ガンダムⅡ 哀・戦士編」9月4日(火)
「機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編」9月5日(水)

改めて22時に行きました。ちょうど帰ってきた次男も見に行きたいと(意外とガンダムオタクになっていた)言うことで、一緒に行きました。

劇場版ガンダムを劇場で見るのはこれが公開時に続いて二度目。実に26年ぶりとなります。先に見た「ヴイナス戦記」に比べると客数が多かったあたり、かなり根強いファンがいるのでしょう。映像自体は古くなりましたが、この作品が従来のロボットアニメからの革命的な存在であることはいまだに変わらなくて、登場人物のセリフにも懐かしさを覚えながら楽しめました。

従来のロボットアニメとの違いは、悪の組織に立ち向かう正義の味方と言うスタイルから、戦争と言う場に否応なしに組み込まれてしまい人間的にも弱い面も見せる主人公がいるという点がひとつと、ミノフスキー粒子と言うレーダーなどを無効にする粒子を設定したことで、従来の戦いが無効になり白兵戦が重要となることで、人型ロボット(モビルスーツ)が必要となるという設定にあります。こうした理由づけが従来になかったものとして画期的でもありました。

このあと、Ⅱ、Ⅲと続くにつれて、ニュータイプの要素が強くなっていきます。この第一部ではエスパーなどと言う言葉で伏線が張られていますが、そのあたりにも子供のような少年がガンダムをうまく操れる理由づけになっているようです。

物語はよく知っているし、新鮮さがあるわけじゃないけど、やっぱり名作(^^)

★★★★★

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