となりのクレーマー(関根眞一)
百貨店でお客様相談室長を務めた作者の体験談を中心にクレームの対処などを説明た本です。クレームに対応するのは大変なことだと思います。本当に頭が下がる思いですが、そこにクレームする人との関係が重要になるのかもしれません。人と人のつながりが疎になり、個が優先して、次第に理不尽なクレームが多くなったのかもしれません。
クレームと言うのは、この事例にもありましたが、昔はやくざや総会屋的なものだったかもしれませんが、インターネット時代に東芝のビデオをクレーム処理がまずかったために、その内容がネットに流れ、大変な社会事件にまでなったために、慎重にかつ真摯に対応することが求められる時代になりました。そのような観点から
1章 クレーマー物語
2章 苦情社会がやって来た
3章 クレーム対応の技法
のうち、苦情社会がやって来たに期待していました。
しかし、1章が全体の75%を占める構成で、クレーム事例の読み物としては面白かったけど、苦情社会になる背景や個人の意識など、そんなところは掘り下げが不足していて、やや物足りなかったかな。
★★★
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