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チャーリー・ウィルソンズ・ウォー(テアトル4)

Cww5/19 14:15~
トム・ハンクスやジュリア・ロバーツなど、アカデミー主演男優2名に主演女優、監督とアカデミー賞総出演の映画です。トム・ハンクスは、お気軽議院ぶりを発揮していましたが、いい味を出して際立ったのは、はみ出しCIAのフィリップ・シーモア・ホフマンです。映画自体は気楽に楽しめるものでしたが、このアフガン問題については、何も知らない私としてよかったかも。

アフガニスタンに侵攻したソ連に対して、アメリカは表立って対峙することがはばかられた米ソ冷戦期(抗議としてモスクワオリンピックボイコットって言った方が日本人にはよく分かりますが)。チャーリーは腰の重いアメリカ政府を横目に作戦資金を工面し、パキスタン、イスラエル、エジプトといった近隣諸国をも巻きこんで、アフガニスタン支援を行う本当にあった話だそうです。ソ連崩壊の本を読んでいるためにナイスタイミングの時代の話でした。

 
この映画はソ連がアフガニスタンから撤退するところで終わっていますが(その後の小学校建設の話まで出ていますが)、なんと、映画の最後に「最後に失敗しちゃいました」ってセリフが入って終わるのです。すごいなあ。そう言わせちゃったかって感じですが、あくまでもコメディのお気楽発言にはなっていました。

しかし、現実的にはアフガニスタン支援と言う名の下に、アメリカはアフガニスタンに武器を与えたり、ゲリラ戦の戦略戦術を叩き込んだわけです。ソ連のへりを打ち落として平和になれるはずがないと言うことろでしょうか。そのつけは、皮肉にもソ連撤退でタリバンやアルカイーダなどのテロ組織が台頭し、「9.11」になってアメリカにはね返ってきます。ちょっとした失敗かどうか、その時代では判断できなかったことかもしれませんが、大きな代償ですね。

★★★★

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