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ヤナーチェク:歌劇「利口な女狐の物語」

CDやDVDで見たものの感想はいちいち書かないことにしていますが、これだけはちょっと特別に(^^;

以前からこのヤナーチェク作曲の代表オペラを見たかったのですけど、ようやくDVDと言う形で見ました。ヤナーチェクの「タラスブーリバ」「シンフォニエッタ」「グラゴールミサ」など管弦楽は特に好きな曲ですが(どうもボヘミヤの民族音楽作曲家が好みなのでしょう、スメタナ、ドボルザークの曲も好きですし、さらに広げて言うとチャイコフスキー等も好きな曲が多いです)、オペラとなると演奏の機会もCDなども少なく馴染みがありませんでした。

このDVDでは「ミス・サイゴン」のハイトナーが新しい演出を用いてパリ・シャトレ座で上演したものです。指揮はヤナーチェクの音楽に感じてはこの世界的権威のマッケラスです。

CDではかなり以前に聞きました。しかし、その良さが分かりませんでしたが、映像を伴うとずいぶん違うものですね。今回調べたところによると原作では2幕までで、3幕はヤナーチェク自身が付け加えたもの。

3幕では女狐の死と孫のカエルに出会う森番が、森と言う舞台で自然も生命も輪廻すると言ったらいいのか、うまい言葉が分かりませんが、そんな自然の摂理みたいものに感動するシーンが付け加わっています。

興味があったのは1幕では、女狐が雌鶏に雄鶏からの解放を訴えるシーンがありました。抑制や権力からの解放は、穴熊のシーンでもありましたが、チェコの歴史を思うと、こうした権力や抑制からの解放は常に重要なテーマだったのでしょう。

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ヤナーチェクのオペラの中でももっとも有名で親しみやすい作品です。 ヤナーチェクのオペラは、どちらかというと不倫系やサスペンス系のストーリが多いのですが、 このオペラはボヘミアの自然の森の中での物語です。さまざまな動物たちが登場し、バレエなどで楽しませてくれます。 チェコでは子供の教育でオペラを鑑賞したりするときに見るようです。 音楽も、スケールは管弦楽曲には及びませんが、コンパクトで素晴らしいも...... [続きを読む]

受信: 2008.06.16 16:06

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