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オロロ畑でつかまえて(荻原浩)

人口わずか三百人、東北の寒村・牛穴村で、過疎化に悩む青年会がこの現状を打破しようと村おこしのために立ち上がった!ところが手を組んだ相手は倒産寸前のプロダクション、ユニバーサル広告社。と言う設定だけでもユーモア小説の土壌が出来ていますが、実は3年ほど前に買った文庫本をそのまま積んでおいたのを出張の折に、分厚い本を持っていくのが嫌だったのと、このところ堅い本を読んでいたので、たまにはお気軽にと言うことで、読んでみました。3年前に買ったので、ここにある本の画像と表紙が違っています(^^;

明日の記憶で知った荻原さんですが、これがデビュー作とか?章立てが広告業界の言葉になっていて、それがまた皮肉とユーモアを醸し出しています。なんでも、作者はこうした関係の仕事をしていたみたいで、そう言えば、明日の記憶でも主人公は広告代理店だったなあって思い出したりしました。

 
田舎の青年と都会の人間との対比での面白さと、弱小広告代理店の一生懸命さがユーモアになってしまうので、読み物としてはすぐに読めて楽しいものになっています。いまどきこのアイディアにマスコミが真剣に飛びつくかどうか怪しいけど、純朴さが喜劇になってしまう都会が間違っているでは?って思わせる人の描き方が面白いです。ドタバタ劇もラストは収まるところにおさまってめでたしめでたしでしょうか(^^)

この作品に登場した倒産寸前のユニバーサル広告社、この話も続編が「なかよし小鳩組」だそうです。また機会があれば読んでみるかも。

★★★★

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