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さよならバースディ(荻原浩)

霊長類研究センターで、猿(ボノボという種類らしい)のバースディに言語習得研究を行っているメンバーのうち、創始者の安達助教授が謎の自殺を遂げて1年。今度は、助手の田中が大学院生の由紀にプロポーズした夜に、由紀が自殺。しかも、窓から飛び降りた時にいたのは、猿のバースディ。田中はバースディの言語能力を使って真相を語らせようとするのだけど・・・

と言う設定だけで十分の面白いです。

 
明日の記憶のあとに書かれた作品ですが「オロロ畑」のようなユーモアはまったくなくて結構シリアスな話になっています。この手の設定は好きな方ですが、ミステリーとしては少々中途半端でもあり、謎も途中では想像出来ちゃいました。由紀への感情移入や、研究に絡む問題など、いずれも少々浅い感じがして、終わってみると切なさや怒りが中途半端のまま残った感じでした。

切ない話って思って読むといいのかもしれないけど、、、
久しぶりに読むミステリーだからこれくらいがちょうどいいかも。最近、本当に読みたいミステリーがないのは映画に行っていないと同じ感じです。

★★★☆

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