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2008年9月の記事

陰陽師瘤取り晴明(夢枕獏、村上豊)

陰陽師と言えば、映画で見たことはありますが、本を手にするのは初めてです。これって、「こぶとりじいさん」の話をベースに絵本風に作られています。他の作品を知らないので、このスタイルは楽しめましたが、それは村上豊さんの作風に負うところも多いでしょう。

こぶとりじいさんの昔話をそんなに詳しく知らなかったのですけど、このシリーズはシリーズとしての存在感があるように感じました。過去の作品を読んでいると、意外に話がつながっているのかもって思う部分が多かったです。こぶとりじいさんの悩みを晴明がどのように解決するのか、、、期待が大きかった部分があったので、期待外れの感は否めません。それでも、この絵と時代背景は個人的にはくせになりそう(^^;

★★★★

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妃は船を沈める(有栖川有栖)

派手なトリックはないし、伏線も堂々?と出ているし、「おおっ~」という驚きはないけど、それなりに楽しめる作品でした。久しぶりに有栖川さんの作品を読んだ感じです。中編の作品にもう一作品を追加して、1冊となっていますが、別々の作品として読むような感じでした。私個人的には、実は第一部でアリスが火村に「猿の手」の解釈をする部分が一番ぞくぞくする感じのすごい部分でした。

★★★★

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辞めない採用、即戦力の育成で儲かる会社になる!(小山昇)

ビジネス関係なのでノーコメントとしておきましょう。でも、いい本でしたよ。参考になるところも多かったです。

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平等ゲーム(桂望実)

「県庁の星」の作家ということで買ってみました。ちょっとばかり設定が面白いです。というのは、瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」では、島民1600人が、全員平等という設定なんです。本土(鷹の島以外の日本)では、現代社会の歪みから疲弊した人も多いなか、それを是正するために生まれた、究極の楽園という設定です。職業も4年に1回くじ引きで変わります。すべての採決は島民の東京で決まります。人々は、嫉妬や私欲にかられることなく、何不自由ない豊かな生活を約束されていて、まさに、天国。

と、、、思いきや、、、

平等って何だろう?みんな平等でいいのかって、少しずつ疑問が出てくるのです。

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コピー用紙の裏は使うな!―コスト削減の真実(村井哲之)

やっぱり、コピーの裏はメモ用紙として使いますよ、私は。最近は、新書本はこうしたタイトルで気を引くものが多いですね。副題の「コスト削減の真実」というタイトルだったら、そこまでヒットしなかったでしょう。でも、本質はコピー用紙の裏側を使わないということではないのです。以前も、節電のために休憩中は電気を半分消すとか言うのもありましたが、電機代と社員の士気を天秤にかけろということでしょう。でも、私はミスしたコピー用紙だけでなく、いらなくなったFAX用紙(通常はパソコンに取り込むために不要なFAXは印刷しませんが)も、メモ用紙には使いますね。自分の覚書程度ですけど。

★★★

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悪夢の観覧車(木下半太)

これは面白かったなあ~。前に「悪夢のエレベーター」を読んで、楽しめたけど、こちらの作品はさらに楽しめました。この作者の「悪夢」シリーズ?「悪夢のドライブ」が出ているのでそちらも読みたくなりました。

ゴールでウィークのさなか、手品が得意のチンピラ大二郎が美人医師を人質に天保山にある大観覧車を爆弾を仕掛けてジャック。何と身代金は6億円。白昼堂々の公開誘拐事件で、果たして身代金の受け渡しはうまくいくのか、、なかなか興味の尽きないサスペンスものですが、どこかコメディっぽいところが、また魅力にもなっています。ところが、事件が進むと、観覧車に乗り合わせた人々の過去から・・・(と、これ以上はネタばれで言えませんが)なかなか切ない面もあって、意外な展開でした。

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1枚で売れ!―新時代の「3ステップ・アイデア法」(青木精一)

この本人関しては、特にコメントはないかな(^^;

★★★

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忍びの国(和田竜)

「のぼうの城」を読んだので、続けて手にした本です。評判が高いとのことですが、のぼうの城を先に読んだためか、圧倒的な感動は少なかったです。でも、面白い作品になっています。

===
人間離れした技ばかりが、忍びの術ではない。親兄弟すら欺き、ひたすら出し抜くこと。でなければ、生き残れぬ。戦国大名不在の国、伊賀国に織田軍一万余が攻め込んだ。「その腕、絶人の域」と言われる忍びの無門は想い女のお国を連れて敵前逃亡をはかるが……。
===

このような紹介の時代小説でしたが、エンターティメント性は高く、その内容は前作同様に三国志的なイメージすら湧きます。ある程度史実で話が進んでいるのでしょうけど、その部分にスポットを当てて楽しませてくれる構成は、今後も楽しみです。でも、私は時代小説は苦手なんですよね(^^;。それでも楽しめたのですから、人物像などをはじめ結構楽しめました。

★★★★★

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