陰陽師瘤取り晴明(夢枕獏、村上豊)
陰陽師と言えば、映画で見たことはありますが、本を手にするのは初めてです。これって、「こぶとりじいさん」の話をベースに絵本風に作られています。他の作品を知らないので、このスタイルは楽しめましたが、それは村上豊さんの作風に負うところも多いでしょう。
こぶとりじいさんの昔話をそんなに詳しく知らなかったのですけど、このシリーズはシリーズとしての存在感があるように感じました。過去の作品を読んでいると、意外に話がつながっているのかもって思う部分が多かったです。こぶとりじいさんの悩みを晴明がどのように解決するのか、、、期待が大きかった部分があったので、期待外れの感は否めません。それでも、この絵と時代背景は個人的にはくせになりそう(^^;
★★★★
| 固定リンク
コメント