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平等ゲーム(桂望実)

「県庁の星」の作家ということで買ってみました。ちょっとばかり設定が面白いです。というのは、瀬戸内海に浮かぶ「鷹の島」では、島民1600人が、全員平等という設定なんです。本土(鷹の島以外の日本)では、現代社会の歪みから疲弊した人も多いなか、それを是正するために生まれた、究極の楽園という設定です。職業も4年に1回くじ引きで変わります。すべての採決は島民の東京で決まります。人々は、嫉妬や私欲にかられることなく、何不自由ない豊かな生活を約束されていて、まさに、天国。

と、、、思いきや、、、

平等って何だろう?みんな平等でいいのかって、少しずつ疑問が出てくるのです。

ちょうど、出張中に飛行機のトラブルで2時間も空港で待ち時間。こんな経験は初めてでしたが、読書は進みました(^^;

この「鷹の島」と本土は、ちょっと言うと社会主義と自由主義の違いかもしれませんが、挫折を感じて辛くても達成感を感じたいとか、私だけにスポットが当たりたいとか、そのような夢を持って生きているところに、今の生活がつらいから平等でいいかというと、少し考えてしまうわけです。
そんな設定の面白さの中に、本土の人間を島に勧誘する仕事の芦田のある意味自我の目覚めのような物語になっています。ただ、その観点でみると、県庁の星ほどインパクトがなかったような感じもします。

★★★★

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