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犯罪小説家(雫井脩介)

帯紹介===
新進作家、待居涼司の出世作「凍て鶴」に映画化の話が持ち上がった。監督に抜擢された人気脚本家の小野川充は「凍て鶴」に並々ならぬ興味を示し、この作品のヒロインには、かつて伝説的な自殺系サイト「落花の会」を運営していた木ノ瀬蓮美の影響が見られると、奇抜な持論を展開する。待居の戸惑いをよそに、さらに彼は、そのサイトに残された謎の解明が映画化のために必要だと言い、待居を自分のペースに引き込もうとしていく。そんな小野川に、待居は不気味さを感じ始め・・・。全篇に充ちた不穏な空気。好奇心と恐怖が交錯する傑作心理サスペンス!

という感じで、雫井さんの作品なら「火の粉」なんかを期待したのです。確かに、監督の小野川を作者の待居側からみると不穏な空気という感じがします。でも、今泉が自殺系サイトの調査に乗り出す中盤から少々だれ気味の印象を受けちゃいました。最後はサスペンスが盛り上がり、朝早く起きて出勤前に読むほど熱中したのですが・・・。

でも、監督に抜擢された小野川という男のキャラがとても苦手なタイプ(^^;、近くに居たら絶対に友達になりたくないって感じで、恐怖や不穏な空気というよりも、嫌悪感が先に立ちます。映像化するともう少しサスペンスを盛り上げる作りもできそうな題材の感じです。

★★★★☆

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コメント

私も同じ感想です!
自殺サイトのところで、読むのがだれてきましたし、小野川に嫌悪感を感じました。
最後は、一気に読めましたね。
↓イーグルアイも観ました!
観ているときは、ハラハラ楽しんで観ましたが、
観終わって、なぞが解けると
「あんなことができるんなら、あそこまで
しなくても…」と思いませんでした?

投稿: らずむっち | 2008.10.26 16:27

こんにちは、らずむっちさん。

そうそう、鬼才たるゆえんかもしれないけど
ちょっと普通じゃない小野川ってキャラの
持って行き方によっては、ひしひしと恐怖が
伝わるかもって思いましたが、なんだか中
だるみでしたよね。

イーグルアイは、、、なんであの2人なの?
って不思議でした。言われるとおり、あそこ
まで万能なら重要人物を音楽の音に合わせて
爆破するなんて破天荒な計画でなくても
あっさり・・・できますよね。
映画にはならないでしょうけど(^^;

投稿: ごえもん | 2008.10.26 18:32

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