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チェーン・ポイズン(本多孝好)

あけましておめでとうございます。今年の正月は4日間の休みで4冊目標に挑戦中です。

今年12月に100周年を迎える講談社が、文芸書、児童書、ノンフィクション、学芸書を中心にした「書き下ろし100冊」の刊行をスタートし、その第一弾が2008年11月に発売された「チェーン・ポイズン」と「元職員」(吉田修一)。この本は、高校の図書紹介のチラシのようなものに載っていて、「誰にも求められず、愛されず、歯車以下の会社での日々。簡単に想像できる定年までの生活は、絶望的な未来そのものだった。」というコピーが魅力的でした。

内容はこのコピーのようなイメージはあまり内容からは感じられません。むしろ、構成から、不気味な謎がひたひたと漂う感じがあるので、どこかで騙されないようにと、構えるような読み方になりましたが・・・う~~ん、参りました!

1年後に死のうと決意した一人のOLのその1年間の推移と、生きていくことに望みを失った別々の3人が服毒自殺をしたことに違和感を持つ記者の謎ときが交錯する形で形成されています。会社を辞めたOLはひょんなことからボランティアに参加することになり、そこで少しずつ生きがいを見つけていくのだけど、、、。

この作品の冒頭に「二十歳の原点」(高野悦子)が登場します。私もかなり昔に読んだ本ですが、今のここに登場するのはちょっと違和感があったけど、死そのものを見つめるということと、主人公とこの作者の高野悦子が同じ名前ということで重要なのかもしれませんね。でも、ここで感じた違和感を大切しておけばよかった(笑)

正月早々にだまされました(^^;

★★★★☆

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コメント

遅まきながら、あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

4日間で4冊、飛ばしますね!
私もがんがん読む予定だったのですが、京極さんの『どすこい』で苦戦しています。
うぅ、面白くない・・・ぼそぼそ。

投稿: 駄々猫 | 2009.01.03 22:45

あけましておめでとうございます、駄々猫さん。

4日で4冊と目標を立てて達成したのでよかったです。これから「蝶々夫人」をみます。予定外だったのは、テレビで「福家警部補」と「刑事コロンボ」を見たことで、映画に行けなくなかったことくらいです。

京極さんの作品は1冊も読んだことがありませんが、詰まると読書ペースにも急ブレーキがかかりがちですよね。

私も今日から少しペースダウンです。

今年もよろしくお願いいたします。

投稿: ごえもん | 2009.01.04 09:26

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