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君たちに明日はない(垣根涼介)

今、新聞では派遣社員の契約更新を行わないことや、正社員のリストラがニュースとしてにぎわっています。そんな中、この本です。「俺たちに明日はない」をもじって「君たちに明日はない」というタイトルは、リストラ請負会社(そんなのあるのかと思うけど、その設定自体が面白い)の村上という首切り面接官の話からきています。

新聞では、リストラでも派遣の扱いでも数の大きさばかりを強調しますが、小さな会社でたった一人のリストラだって、その人にはその人なりの人間ドラマがあるでしょう。リストラといっても、指名解雇ではなく、退職勧告の案内というニュアンスになります。しかし、会社のために働いてきたという自負のある人間にとって、退職勧告の対象者になっているというだけでショックはあるでしょう。もはや会社は自分を必要としていないとわかってしまってから、それでも会社に残れるのか、なかなか難しい問題ですね。

垣根さんの作品では「ワイルドソウル」などの冒険小説作家かと思ったら、こんな作品も書かれていて、なかなか興味深いものです。

★★★★

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コメント

おやまあ。
23日に会社のルーキーS君から借りて、今日から読み始めたところです。
こんなこともあるんだって驚いてコメントしちゃいました。

投稿: 駄々猫 | 2009.01.26 17:09

こんにちは、駄々猫さん。

読み始めたところですか?
これを読むと、世間の数字だけではなく、
ひとりひとりにいろんなリストラがある
もんだと思います。

また感想を聞かせてください。
私の★ひとつたりないのは、作品の出来よりよりも
主人公が好きになれなかったので(笑)

投稿: ごえもん | 2009.01.26 21:34

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