« ハッピーフライト | トップページ | チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本(中野明) »

ラットマン(道尾秀介)

今年2冊目の道尾氏の作品です。まずは本のカバーのデザインと出だしから、ちょっと「ホラー小説」ぽいミステリーか?と思ってわくわくしたら、いきなりはしごを外されました(^^;。事件は結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで起こる、、はたして、これは事故か?そんな不可解な事件に、メンバーの過去を絡ませて、よくできた作品だと思います。

トリックというよりも、二重三重にしくまれた真相への伏線とその展開自体が面白かったのは事実ですが、新犯人の殺意に至る過程が、少し理解できないので、過去の時間からの壮大な流れが、どうも切れちゃうような印象を受けました。このあたりは、意外な犯人を設定するには、リスクになるからしょうがないかな。

それにしても、これからの楽しみな作者です。次の作品も読んでみよう。ちなみにこのミステリーがすごいにランクインした同じ作者の「カラスの親指」の方が個人的には好きかな。

★★★★☆

|

« ハッピーフライト | トップページ | チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本(中野明) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/51937/43759396

この記事へのトラックバック一覧です: ラットマン(道尾秀介):

« ハッピーフライト | トップページ | チャン・キムとモボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」がわかる本(中野明) »