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プッチーニ:歌劇「蝶々夫人」

正月休みに蝶々夫人を見るという念願?どおり蝶々夫人をDVDで見ました。オペラを見ることはたまにありますが、プッチーニが好きな作曲家じゃないので避けていましたし、何よりもこの作品は個人的にはプッチーニの中でもさらに苦手な作品なので、、、、。だからこそ、正月に見るのですけど。

カラヤン指揮でフレーニ、ドミンゴのコンビで、しかも録音が74年と、まさに若々しい時期だったので、演奏自体は大変いいものでした。

CDならそれでおしまいですが、DVDではこの映像に関して賛否両論あるところでしょう。個人的には、これは、もう、日本の長崎が舞台のオペラとして見るのではなく、どこか幻想的な恐ろしい世界が舞台と思わないと見れませんでした(笑)

中国風の日本の家屋、庭は草ぼうぼうで、その庭で愛を語るあたりは、もはや妖怪の世界のような印象でした。蝶々夫人のおじさんの僧侶は、完全に歌舞伎役者だし(笑)、ヤマドリ公にいたっては・・・??もともと役的にはぱっとしませんし、欧州の舞台でも怪しげな感じが出る人物のようですが、ここでは、もう異常さ120%全開!蝶々夫人でなくても結婚したくないと思えるような演出であり、なんというか、けなげにピンカートンを待つという演出が台無しになりそうなほどで、なんと東洋の異国文化とはこうも異様に見えるのか、その点に驚きます。それもポルネの意識した演出か?しかし、個人的には蝶々夫人の悲劇を感じるためにも、よりオーソドックスな日本的な演出が共感できそうです。ゴローはせんだみつおさんふうで、おかしかったです。

ある意味必見の映像かも。その前に、どう演奏のCDで十分に個人的なイメージをふくらませてみると、2度美味しいです。来年の正月は、舞台を見たことがある作品にしようかな。フィデリオあたりもいいかな。

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» MADAMA BUTTERFLY [富久亭日乗]
 昨日は新国立劇場で、 G.Puccini のオペラ「蝶々夫人」。       蝶々夫人はアメリカに帰った軍人の夫を待ちわびて、 毎日港を眺めている。 夫人が歌うアリア「ある晴れた日に」が 美しく、切ない。 夫人は夫に裏切られ、 息子を残して自死するという、 結末を知っているだけに 余計メロディが悲しく心に迫ってくるのかもしれない。 蝶々夫人が結婚したのが15歳の時、 絶望して非業の死を遂げるのが18歳。 若すぎる死だ。 蝶々夫人役のKarine Babajanyanさん、 アルメニア生まれだが、 ... [続きを読む]

受信: 2009.01.13 07:17

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