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容疑者Xの献身(キャラメルボックス)

200905112300000キャラメルボックスの舞台は面白い題材が多いです。面白いと言うか、原作となる作品が私の好きな作品が多いと言ったらいいでしょうか。そのために東京出張の折には、上演のタイミングがあれば池袋まで足を運ぶことがあります。今回は言わずと知れた東野圭吾さんの「容疑者Xの献身」。これが上演されると言うことで、絶対に見たいと思ったら、ちょうど出張前日に夜の公演があったので、早速見てきました。この作品をどう舞台化するか楽しみでした。

舞台では映画と違いいくつものカットを使うことはできないので、舞台全体がそのままお客さまに提供されてしまいます。また、今回は原作をかなり意識してか、セリフ以外に原作からト書きと言ったらいいのか、心理描写や過去の状況などを説明する部分を読み上げるところがあります。これがいいかどうかは分からないけど、個人的には違和感もなく、しかも原作を知らない人にもわかりやすくなった感じもしました。

映画化ではどちらかと言うと映画化らしさをださないといけなかったかもしれないので、原作の良さを切りこんでいないとは思いましたが、舞台では、むしろ原作の本質をより強調したような印象でした。そのためにストレートに面白かったです。面白かった言うのはこの作品には似合わないですね。途中から会場内ではすすり泣くような声が聞こえて、それがまたこちらまであおる感じで(笑)、涙せずにはいれなかったです。変に冷めてみるよりも感動して涙する方がずっと楽しめる舞台ですね。

原作を読んだときに、真実を暴くことが重要なのかどうか、難しい問題だと思ったけど、舞台では、真実は闇でも良かったのにって思いました。そのあたりが原作との違いでしょうか?でも、最後に言った靖子の言葉で、石神も真実でも良かったと思わないのかどうか・・・手を震わして泣き崩れる石神を姿を見ると、あれは自分の公式が崩れた悲しみか?恋愛は数学の公式のようにはいかない気づいた感動か?どっちだったのでしょう。

それにしても、楽しめた舞台でした。いつも満席の楽しい舞台に感心します。たまにしか見に行かないけど福井から行く人もいるのだから、東京の方は近場でうらやましい限りです。

それにして、羽田までの飛行機が交渉欠航することになった時には目の前が真っ黒に・・・。ああ、もう見れないと思いました(大阪物産展の合間にサボテンの花を見ようと思ったら風邪で見れなかったことを思い出しました)。しかし、後続の飛行機に移行出来て、40分遅れで羽田に。どうにか間に合いました。ふぅ~~~。容疑者の分刻みのアリバイ作りの気持ちがよくわかります(笑)


舞台が終わった後に、追加公演の話が・・・
12日のお昼の14時からの追加公演を設定したけど、「やばい状態」になっているとか(笑)。話半分としても、まだ席に余裕はあるみたいですね。ご興味のある方は、是非サンシャイン劇場へ。10人くらい集めてきてねとのコメントでした。まずここで書いても無理だ・・・(笑)

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