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フロスト×ニクソン(テアトル5)

Fn日曜日の一番早い上映で見てきたけど、アカデミー賞にはノミネートされたけで受賞まではいかなかったのと、インタビューがテーマと言うこともあり、観客は少なかったです。しかし、これが意外に面白く、あっと言う間の2時間でした。

話は、ウォーターゲート事件によって大統領辞任に追い込まれたニクソン。そのニクソンは政界復帰を目論み、ある男からのインタビューを承諾する。ニクソンへのインタビューと言う無謀な挑戦を申し込んだフロストは英国、豪州で活躍するテレビ司会者。ジャーナリストでない方が相手しやすいとニクソンはインタビューに臨むが・・・
両者それぞれブレーンを従え、対決に挑むふたり。全米を釘付けにする4日間が始まろうとしていた。


ウォーターゲート事件があったころは、政治には興味がないし、詳しく知ろうとも思っていなかった時代です。1977年、4500万人が見た伝説のインタビューも、もちろん私も知らない話でしたが、このインタビューはまるで格闘技みたいなものですね。テレビの影響力を知って、それを利用する2人の戦いは面白い設定です。

主演者2人はさすがによかったです。フロスト役のマイケル・シーンは「クィーン」ではブレア首相を演じたので、その印象が強いですが、今回は政治家からインタビューするマスコミ側に。でも、なかなか表情も素晴らしく心理戦がよく描かれています。以前の役柄がブレア首相だったのを知っていると、ラストでニクソンがフロストに「君は政治家になった方が良かった」と言うのは面白いものです。
一方のニクソンを演じたフランク・ランジェラはアカデミー賞主演男優賞のノミネートされただけのことはあります。私には、ニクソンよりもブレジネフ書記長に似ているので、どうもイメージがとがっちゃいますが、それでも大統領の心の葛藤がうまく出ていました。あとで知ったのですが、この俳優さん、「イタリア」系アメリカ人、だそうで、そう知ると「靴」のエピソードも面白いです。

★★★★★

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