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天使と悪魔(ダン・ブラウン(著),越前敏弥(翻訳))

ようやく3冊を読み終えました。映画を見て、ちょっと気になったことを原作ではどう書いているのか知りたくて手にした次第です。映画は、個人的にはダヴィンチコードよりも面白かったし、ローマの街も良かったと思ったです。最後のどんでん返しに感心してしまいました。でも、改めて冷静になって考えると、あれはどういうことだろう?、そんなことってありうるのか?って思うところも出てきました。

そんなわけでこれは原作も読んでみようという気いになったわけです。

これよりかなりネタばれになりますので、未読の方や映画をまだの方はここまでということで(^^;

映画は時間の関係からある程度の制限があります。その中で、改めて読んだ原作からよくできた映画を作ったものと感心します。原作=映画というより、原作にヒントを得た別作品というのが映画の位置づけのように思います。

映画では一気に突き進みどんでん返しでその事実だけに気が取られましたが、カメルレンゴの動機やスイス衛兵隊長の机にあった隠しカメラの存在を知らなかったことへの疑問などが残りました。

原作を読んでいる時には、ミステリーなので犯人を知っていると面白みも半減ですが、それでも映画とは少しずつ内容が違っているのでそれなりに楽しみながら読み進めました。映画での驚きのラストは知っているのですから、、、って安心して読んでいたら、そのあとにカメルレンゴの生い立ちについて・・・・!!この原作の驚くべき事実を映画では割愛していたのですね。う~~ん、悩んだだろうけどなあ。

一方で、映画にしたら、最大の見どころとなるアクションシーンだっただろうけど、ラングドン教授のヘリコプターからの落下生還ってシーンは、カメルレンゴだけでも十分すぎるという感じでしたから、映画に軍配でしょう。

映画では、科学と宗教という対立の科学側の象徴として反物質が描かれています。それは天地創造という意味が込められていたとしても、宗教と科学と言う対立から言えば、反物質よりも、人工授精やクローン開発などの生への干渉と言えるような科学的進歩を宗教的には反発したくなるかなと映画を見ながら思ったものです。

でも、それでは爆破物と言う脅しにならないし、話全体が崩れてしまうので、やっぱり反物質と言うものを出してこないといけないか・・・と、思ったのですが、原作を読んで、法皇の人工授精によってカメルレンゴが生まれていたなんて、、すごい!あと30分上映時間を延ばして入れてほしかった話題です(ヴァチカンとの関係からもまず無理か・・・(^^;)

★★★★☆

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