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アマルフィ女神の報酬(テアトル4)

Amまず映画館に行って驚きました!!5分前に着いたのはいいけど、チケットブースには列が・・・映画不況の折に列ができるとは滅多に経験がないことで、しかも、こんな混雑なのにチケットブースが1つしか開いていないので、結局、13時スタートの映画の予告編が見れずにぎりぎり本番に間に合った感じです。映画館内も混んでいて、まるで試写会のようです。私は前の方で見るので前の方が空いていれば気になりませんでしたが・・・(前から3列目左通路より左の席)

人気のある映画なんですね。映画は、単純に見たのでの楽しめました。イタリア好きな方には楽しめるシーンも多いでしょう(私は30年以上前のことで・・・(^^;)。

しかし、考えると設定に無理が多く疑問が残る作品でもありました。そもそもテロ対策スペシャリスト外交官(一人で赴任するのかな?まるで特殊工作人みたい)がテロ防止よりも誘拐事件を優先するし(まあ、それは黒田という男の性格としても)、「アマルフィ」という美しい世界遺産の街は何のために存在したのか?

(この後少々ネタばれです)

てっきり、事件はアマルフィで起きてその鍵もそこにあるのかと思ったら、なんとアマルフィは時間稼ぎの場所でしかなかった・・と言う設定にはますます「???」。副題の女神の報酬って、どういう意味なんだろう?もともと「女神の50秒」と言うタイトルだったようですが、いずれもわかりません。

と、疑問ばかり残る設定です。
前半のミステリー部分などよくできていて、個人的には緊迫感のあるあっという間の1時間でした。それに、犯人の設定やその悲しい動機、イタリアの街並み、などいい素材がいっぱいです。でもその要素を生かせず、ご都合主義のような脚本になった感じです。特にセキュリティ会社での事件は、とても計画性のある内容ではないし(意外性では楽しいかもしれませんが)、大統領殺害のミスリードも発信機をもらう前に計画していたことなのかな?

でも、この映画は、サラ・ブライトマンの美しい歌声、アマルフィの街、さらに、犯人の動機など素晴らしい素材があるので、あまり考えずにエンターティメント的にどっぷりつかった方がいいでしょう。犯人の計画性などは、犯人側に無理があるのではなく、シナリオに無理があるのでしょう(^^;

・・と言うことで映画とは違って、当初のプロットを元に書かれた真保裕一さんの本も読んでみたいと思います。

★★★★グラツィエ

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