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トスカ

Tskスロバキア国立オペラの公演でなんと3500円の前売り券。いくらなんでもこの価格でオペラは無理だろうと、何も知らずに出掛けました。福井駅近くのアオッサのホールで行われると言うことで、オーケストラや舞台装置は大丈夫か?って気になっていました。

会場に30分前に着くと、すでに150名ほどの列が・・・意外に人気があるのにびっくり。

会場に入ったら、オーケストラピットはなく舞台にピアノが1台。舞台の演出も簡素なイメージがありました。つまり、2時間余りの舞台を、ピアノ伴奏でアリアや二重唱を中心に歌い、間にナレーションを入れると言う感じで1時間15分で演出していました。

オペラは好きですが、実はプッチーニのオペラが少々好きになれずに、さらに「トスカ」は、その中でも苦手(^^;。なんででしょうね。名曲なのに。

あの、物語がどうも好きになれないのか、、、やっぱりヴェルディのグランドオペラが楽しいって思うのですが、今回の演出には、なかなか工夫されていて、この「トスカ」を紹介するには結構いいかもと思ったりしました。もちろん、フルオケのような劇的な雰囲気には少し無理がありますが、それを差し引いてもなかなかの舞台でした。

日本語ナレーションも雰囲気を盛り立てていて、アリアの場面は原語上演にもかかわらず(もちろん字幕もなし)ちゃんと理解できるようになっています。でも、次回行く時には、CDで勉強して(聞き込んで)行きたいものです。

欧州では庶民のオペラなのに、日本では大規模な引っ越し公演で、都会の一部の方が数万円以上チケットを買って観ると言うのが普通になってしまっています。そんな中、この企画は上質なオペラをわかりやすく低料金で、、、というもの。しかも、歌唱のレベルは(素人の私には判断できませんが)とてつもなくいいものです。そのために、1部のオペラのあとにあった、第2部の「オペレッタ、ミュージカル名曲集」がすごく素晴らしい舞台のように感じました。

とにかく、低料金で上質なオペラに接してオペラファンのすそ野を広げると言う意図は大変すらしいですし、それがこのような形で福井で見れるのはある意味、本当のぜいたくかもしれません。

来年は、こうもりを上演するらしいですが、また行ってみたいものです。


当日のプログラム

第一部 オペラ「トスカ」(プッチーニ)

第二部 オペレッタ・ミュージカル名歌集
1.シルビアとエドモンドの二重唱(G.デュシクのオペレッタ「青いバラ」より)
2.オクタビオの歌(レハールのオペレッタ「ジュディッタ」より)
3.ポギーの歌(ガーシュインのオペラ「ポギーとベス」)
4.シルヴァの歌(カールマンのオペレッタ「チャルダッシュの女王」より)
5.あなたは私を目覚(ダニー・ボーイにグラハムが新たな歌詞をつけた)
6.私は幸せ(ミュージカル「ウエストサイド物語」より)
7.クリススチナと怪人の二重唱(ミュージカル「オペラ座の怪人」)
8.破られた誓い(ベルギー生まれの女性歌手ラーラー・ファビァンの歌)
9.マリッツァとタシロの二重唱(カールマンのオペレッタ「伯爵夫人マリツァ」より)10.グラナダ(A.ラーラーのグラナダの美しさを歌った有名な曲)
11.プスタ(Pusta)(カールマンのオペレッタ「伯爵夫人マリツァ」より)

ラストあたりからの会場の盛り上がりも素晴らしかったです。
そしてアンコールでは、最近公開予定のアマルフィでも使われている「Time To Say Goodbye」。とても素晴らしかったです。

ブラボー&拍手

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