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風が強く吹いている(三浦しをん)

まずは、本当に素晴らしい作品と出会えて何よりもうれしかったです。今まで読まなかったの惜しかったくらいです。直木賞受賞後の作品とのことですが、この本の構想や調査は直木賞以前から、ずっと続けていたものなんでしょう。

駅伝の経験もないけど、作者の素晴らしい世界観が、そんな私にも臨場感を与えてくれました。直木賞の「多田便利軒」よりずっと私は好きな作品です。

読む前から素人10人が箱根を走りたいと言う気持ちから、予選会に出て、、、という内容を知ったところで、どうせお涙ちょうだいの青春小説と思っていました。読んでみると、その物語は、想像以上に話がうますぎるわけですけど、そんなことは作者自身が一番知っていて書いていたのでしょう。ある意味、(解説者の言葉にもありましたが)ファンタジーなのでしょう。それでいいんです。それでも、この作品は「純度100%の疾走青春小説」なんですね。

竹青荘に暮らす個性溢れる10人が主人公。まるでこの個性が「サイボーグ009」でも見るような見事なまでにはまっています。そして、走っている人のその世界観がすごいです。私にはどのようなことかもわからないわけですが、その雰囲気があまりに臨場感があって、気がつくとこの寛政大を応援している自分に気が付きます(^^;

映画もあるみたいだから今から10月31日の公開日を楽しみにしています。

★★★★★走る

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