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2009年8月の記事

もやしもん 8(石川雅之)

もやしもんの(8)は、ビール特集。実は発酵関係のマンガということで、米五の味噌の店頭で読めように並んでいるけど、その並んでいるものを読んでみました。

地ビールについて話す武藤さんがいいですね。
それにミュンヘンの「オクトーバーフェスト」。写真を見るシーンがあるけど、あれがビールの底力。そりゃ、東京ドーム9個分のテントに、10万席、1600人のウェイトレスおよびウェイター、600万杯以上のビールを販売するらしい。すごいビール祭り。

とにかくこの巻を見たらビールが飲みたくなりました。

★★★★★

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「ふるさと」の発想―地方の力を活かす(西川一誠)

地元の知事が書いたと言うことで、やっぱり県民としては読まなくてはという使命感はありましたが、内容は期待していたわけではありません(すみません!西川知事m(__)m)。ところが!これは本当にいい本でした。福井県民必読どころか、都市部の人も是非一読を。この内容をテレビなどもっともっとアピールしてほしいものです。全国の知事では、今はマスコミ受けする知事の発言が目立ちますが、それだけでなくこの本のような内容を取り上げていくべきではないでしょうか?

北陸地方の天気予報が都会では、ときには新潟の天気予報で代用されているところは、まさにこの本の通りのことを以前から思っていました。都会の人が福井県に行くのに新潟の予報で代用できるのか?直線距離にして500km離れているのは、東京と鳥取の距離に匹敵しますとのこと。こうした意識が実は問題だと言うことです。

この本を読んでいる時に全国学力テストの結果が発表されました。福井はいいところです(^^)。

★★★★★☆ふくい

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ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (塩野七生)

期待していたけど、やっぱり世界史が苦手な私には、登場人物の名前が知らない人ばかりで、馴染みがなく、感情移入する前に終わってしまった(^^;。三国志のように同じ人物がずっと活躍すればまた違うのですが、、なにしろ500年分の歴史を文庫本2冊ですから。その次のシリーズの方が面白いとことです。早速、再チャレンジで「ハンニバル戦記」を読もうかな。

★★★

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終の住処(磯崎憲一郎)

芥川賞というだけで読んだ本です。いつもなら直木賞は読むけど、芥川賞は全く読むことはありません(過去に「赤頭巾ちゃん気をつけて」「僕って何」くらい)。ということで私には似合わない作品でした(^^;

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会社のお金はどこへ消えた?―“キャッシュバランス・フロー”でお金を呼び込む59の鉄則(児玉尚彦)

いい本でした。小さな企業の経営者は読んでいて損はない良書です。本のタイトルからはキャッスフローについての記述と資金繰りに関する解説書と思われるかもしれませんが、ちょっと視点が違い、そのところが新鮮でもあります。

キャッシュという観点から会社経営の考え方にまで言及されていて、それが一般の解説書とは全く違った実務的な本となっています。経営というものが、いかに金を動かして金を増やすか、そう言ったことで日々の会社運営を考えると面白いものです。

と、私の下手な感想よりも是非一読を。

★★★★★

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雪冤(大門剛明)

平成5年初夏―京都で残虐な事件が発生した。被害者はあおぞら合唱団に所属する長尾靖之と沢井恵美。二人は刃物で刺され、恵美には百箇所以上もの傷が…。容疑者として逮捕されたのは合唱団の指揮者・八木沼慎一だった。慎一は一貫して容疑を否認するも死刑が確定してしまう。だが事件発生から15年後、慎一の手記が公開された直後に事態が急展開する。息子の無実を訴える父、八木沼悦史のもとに、「メロス」と名乗る人物から自首したいと連絡が入り、自分は共犯で真犯人は「ディオニス」だと告白される。果たして「メロス」の目的は?そして「ディオニス」とは?

この帯に書かれている部分が、なかなか魅力的です。横溝正史賞受賞ということで期待もしていました。特に息子の無実を信じる父親に「メロス」と名乗る真犯人?からの電話・・・・・このあたりまで、なかなか不気味な感じで引き込まれました。

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福家警部補の再訪(大倉崇裕)

「福家警部補の挨拶」に続くシリーズ第二弾。待っていました!!という感じです。
1冊目を読んだ時に、ドラマ化と第二弾を期待していますと書きましたが、本当にドラマも出来て(NHKが放映)、第二弾の本もでました!今回も、刑事コロンボ風の女性刑事「福家警部補」の活躍を描く4短編が収録されています。1冊目も面白かったですが、この2冊目のシリーズもどれも面白いです。

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GATE

200908072032000永平寺上映会がありました。映画は核解体のメッセージを添えたドキュメンタリーです。この世に二度と同じ悲劇を起こさないと願った日本の僧侶たちの祈りの行脚を記録したものです。
63年前、広島・長崎へ落とされた原爆。その広島の原爆で起きた火を、原爆が生まれた場所であるアメリカのトリニティーサイトへ戻しそこで消し去ることで、負の連鎖を絶ち、永遠に眠らせるというもの。サンフランシスコからトリニティーサイトまで砂漠、山、250以上の街を超えて、猛暑の中2500kmの行脚をする僧侶たちの姿を追っています。

その間に、アメリカ人被爆者たちの証言(アメリカでの核実験の影響で付近の方が放射能の影響を受けていた)や核の脅威などが述べられています。

トリニティーサイトはゲートが閉まっているのですが、それが開かれるかどうか、タイトルは平和へのゲートと合わせているのでしょう。

いい映画でしたが、ドキュメンタリーなので映画としての評価は難しいです。

★★★★

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スラムドッグ$ミリオネア

Sdm今まで近くで公開されてなかったので見れなかったけど、ようやく近くの映画館で公開されたので、早速見に行きました。結構な人気で、映画館はいつになく人が多かったです。さすがにアカデミー賞作品賞をはじめ8部門の賞をとったと言うことで人気があるのですね(私もその口ですが・・)

この映画の予告編では、スラム街育ちで教育も受けていない少年ジャマールが世界最大のクイズショー「クイズ$ミリオネア」に出演し、あと1問正解を出せば番組史上最高額の賞金を獲得できるところまで勝ち抜いたのは、何故か?どうやってクイズの正解を知り得たのか?そこに注目をしていました。

しかし、実際に見てみると、インドのムンバイを舞台にした圧倒的な生命力と力強さの雰囲気がこの映画の魅力なっているのです。少年時代のジャマールは目がくりっとして可愛かったですが、その走る姿は、彼の人生の中での夢に向かって走る姿にもうつりますし、本物のスラム街で撮影されたからこそ感じるエネルギーが画面からあふれ出ていて、それが何とも言えない雰囲気を持っています。

貧困と富が混在し、喧噪がエネルギーにもなっているインド・ムンバイの「生命力」を語る上でこの「クイズ$ミリオネア」と言う番組であって、それが彼の今までの人生でもあったという必然性にもつながっています。

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裁くのは僕たちだ(水原秀策)

裁判員制度が始まったので、早速それを題材にしたミステリを読んでみました。表紙の絵がコミカルな感じですし、話自体も少し調子のいい主人公のために、「ハードボイルド+法廷ミステリー」という本書の紹介からは程遠いタッチになっています。

しかし、ミステリそのものよりも裁判員制度の内側が見えるのがなかなか楽しいものです。裁判員は裁判に出て自分で有罪か無罪を判定するのかと思ったら評議と言う集まって話し合うことがたびたび。そこで交わされる会話が、庶民的である意味リアルだし、裁判官の態度もありそうな・・・・って、思いたくもなります(それでもボクはやってないなんて映画も見ているので)

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