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裁くのは僕たちだ(水原秀策)

裁判員制度が始まったので、早速それを題材にしたミステリを読んでみました。表紙の絵がコミカルな感じですし、話自体も少し調子のいい主人公のために、「ハードボイルド+法廷ミステリー」という本書の紹介からは程遠いタッチになっています。

しかし、ミステリそのものよりも裁判員制度の内側が見えるのがなかなか楽しいものです。裁判員は裁判に出て自分で有罪か無罪を判定するのかと思ったら評議と言う集まって話し合うことがたびたび。そこで交わされる会話が、庶民的である意味リアルだし、裁判官の態度もありそうな・・・・って、思いたくもなります(それでもボクはやってないなんて映画も見ているので)

ただ、作品としては・・・まあ、駄作に限りなく近いかも。たくさんのどんでん返しも、単に主人公の騙されやすさが強調されているようにしか映らなかったです。このあたり、ハードボイルドよりもコミカルドタバタ劇です。

でも、これをきっかけに裁判員制度を使った良質なサスペンス小説が読んでみたくなりました。

★★★

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