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2009年9月の記事

悩む力(姜尚中)

正直、タイトルと本書の内容は私にはかけ離れている感じがあり、もしかしたら「鈍感力」なんて流行った本のイメージがつく、そんな売る側の思惑かと思ったりしました。内容的にはマックスウェーバーと夏目漱石に関しての研究書かと思ったくらいです(^^;

悩むことでその悩みと向かい合い、そこを突き抜けるような生き方がどんなものかよくわからなかったのですけど、作者自身が最終章で「ミュージカル映画製作やその主人公になることや、ハーレーに乗ること」を書いていますが、「横着者」になることがよいことかどうか、少々引いてしまうような夢を語られても実感がわかなかったです。この本はどうしてヒットしたのでしょう??って悩む力が付きます!?

★★

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新参者(東野圭吾)

うまいなあ。さすがです。

前知識なしに読み始めましたが、読んでいるうちに「これは短編集だったのか」と思いました。9章仕立てですが、1つ1つの章それぞれが日本橋で住む人たちの小さな謎があり、その解決事態に「人情」をテーマに、ほっとするようないい話になったりしています。
それぞれの章の話はかなり質が高いと感じました。しかし、そうした連作短編集というだけでなく、その背景には1つの殺人事件を追う加賀刑事の事件捜査があります。練馬署から日本橋署に移ってきたばかりの「新参者」加賀警部補が、日本橋という人情味あふれる謎を解くという設定がうまくマッチした作品のように思います。

★★★★★☆人形焼き

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プレゼン・意見発表が別人のように上手くなる6つの押さえどころ(田中義樹)

主にプレゼンテーションする人の話し方や姿勢に関する記述が中心でした。ビジュアル化をなるべく避けるというような点もありました。どのような構成やビジュアル化に関して知りたかったのでちょっと的外れでしたが、目線の使い方など一理あり参考になりました。

★★★☆

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腹八分の資本主義(篠原匡)

リーマンショックから1年。また懲りずに新たな金融商品が出たり高額報酬が話題になっていますが、この本の帯には「強欲よさらば」とあります。

表題の「腹八分の資本主義」は第6章の伊那食品工業の例からきているもので、本の章建ては以下のようになっています。

第1章 出生率2.04はどうして実現したのか
第2章 「あるもの探し」で地域は活性化する
第3章 林業が栄えれば水源も守れる
第4章 超高収益を実現した障害者企業サムハル
第5章 企業と農村の幸せな結婚
第6章 腹八分の資本主義

個人的に興味深い話だったのは、1章、2章、4章、6章でした。

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ローマ人の物語 (2) ― ローマは一日にして成らず(下) (塩野七生)

惰性で読んだだけ(^^;続く(3)に行くことはないと思う。

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無限ループ(大村あつし)

深夜の歌舞伎町。平凡な会社員の誠二は謎の女子高生から物を買う。それは、手を置くだけで怒りの度合いに応じて獲物の財産を奪える恐るべき箱だった。

なんともすごいものですが、シルバーボックスと呼ばれるこの箱を使うことで面白いほどお金がたまるというのですが、その仕組みは相手への憎しみや怒りを基にしています。そこに大きな落とし穴がありそうが雰囲気は想像がつきますが・・・

けっこう一気に読みさせる内容で楽しめましたが、全体的には私には恐怖感が足りないというか、主人公の精神が陥っていく過程が、感情移入できなかったかも。

★★★★321

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火天の城(シネマ2)

Katen最近9月になってブログ更新がなかったので、連続的に映画を見て報告しています(^^

安土城築城の話です。田中光敏監督が話しているように、合戦のない戦国時代劇ということで破壊が多い時代にものを作るというところにスポットを当てた作品となっています。
天正四年(1576年)熱田の宮番匠、岡部又右衛門は、織田信長から、安土に五重の城の建設を命ぜられます。岡部は即座に引き受けましたが、城造りを指揮する総棟梁は、名だたる番匠たちとの指図(図面)争いで決めると言うのです。
信長は吹き抜けを要望しますが、他の棟梁と違い岡部だけが吹き抜けにせず、自分の信念を貫き、信長の気持ちを揺り動かします。

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サブウェイ123 激突(テアトル2)

Sb35年ほど前に「サブウェイパニック」という映画がありましたが、その映画も含めて3度目の映画化です。

そのオリジナル(第1作)版は、ウォルターマッソーが交通公安局という立場のガーバー役を演じたために、どこかユーモアがありひょうひょうとした雰囲気で、ラストが印象的な映画となっていました。それに比べると新作は緊張感が格段に大きくなっています。

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20世紀少年 ―最終章― ぼくらの旗(シネマ2)

203原作を知らないのですが、過去の2作品を見たから、これも見たという感じです(^^;。と言っても、第1章はテレビで見て、第2章を映画館で、そして最近になってテレビで第1章と第2章を続けてみたので・・・「おまえはあいつか」という不自然なせりふに惑わされて(笑)、あいつを知りたくって・・・・。

映画館の扉の所に「エンドロールが終了後にも上映が続きますので館内が明るくなるまでお席をお立ちにならないように」との旨の張り紙がありました。確かに、エンドロールで立ち去る人もいる普通の映画でも、この映画ではもともとエンドロールでは立ち去りずらい構成になっているから、注意なくても最後まで見る人が多いでしょう。

登場人物をこの映画をざっと見ただけで完全に把握すのは難しく、そのために誰がともだちでも印象が薄い感じです。映画としては結構気に入っているのですが、話そのものが個人的には少々引き気味の話だというのが気持ちが入らない状態なのかも。当時流行っていた「謎の円盤UFO」みたいな円盤や万博は好きだけど(^^;

★★★★万博万歳

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