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腹八分の資本主義(篠原匡)

リーマンショックから1年。また懲りずに新たな金融商品が出たり高額報酬が話題になっていますが、この本の帯には「強欲よさらば」とあります。

表題の「腹八分の資本主義」は第6章の伊那食品工業の例からきているもので、本の章建ては以下のようになっています。

第1章 出生率2.04はどうして実現したのか
第2章 「あるもの探し」で地域は活性化する
第3章 林業が栄えれば水源も守れる
第4章 超高収益を実現した障害者企業サムハル
第5章 企業と農村の幸せな結婚
第6章 腹八分の資本主義

個人的に興味深い話だったのは、1章、2章、4章、6章でした。

 
「お金をもうけて何が悪い」という発言も懐かしくなりましたが、お金以外の価値を見出して、それを大切にしていくというのは、実は資本主義でも大事なことなのでは、、と感じます。さらに1章では、中央行政と地方の関係で、国の政策に乗らずに独自の政策で出生率を上げたという話など、日本列島改造論の時代のままの中央の政策に対して、これからの時代は地方分権がどれだけ重要かを教えてくれるような例でした。

かんてんぱぱの話は元社長の年輪経営という本で読んでいましたので、目新しいことはなかったのですが、それでも、改めて読んでも経営者として自戒することが多いです。

★★★★★☆

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