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訪問者(恩田陸)

人里離れた山荘に一家が集結し、そこに次々と訪れる訪問者(結局何人の訪問者があったのか、章立ての分だけいたことになる)。その集まった人たちが過去に起こった不可解な死の謎に迫る長編作品です。

舞台設定は本格ミステリーのどまんなか直球タイプですが、どこかユーモアがある展開になっています。少々ホラーっぽい展開になりながらも読後感は、そんなユーモアっぽい感じを受けたのは、舞台設定と物語展開のギャップが、そうさせたのかも。

死者がいるにもかかわらず緊張感がない登場人物、、、それが読者を裏切ると言えば裏切っているので、そのれでもいいのかもしれないけど、、、、なんだかなあって印象は否めません。
訪問者というタイトルですが、あまり重要なキーパーソンではないんですね(笑)。それも思惑と違ったかな。結末は少々期待外れの作品だけど、一気に読ませるあたり、さすがと思う内容であるかもしれないなあ。

それにしても、このところ読むミステリーは今一歩の作品ばかり。「おおーー!!これはすごい」っていうのに出会いたいです。

★★★★

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