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ハッピーリタイアメント(浅田次郎)

最近、目の敵にされる天下り。そんな天下りの典型的な実情を描くと思い、早速読んでみました。表紙の絵でもわかるけど、お笑い小説的な要素がぷんぷんするのですが、けっこう考えさせられる内容になっていて、なかなか面白く読めました。

主人公は元財務省の樋口慎太郎と、元自衛隊の大友勉。このふたりはともにJAMS(全国中小企業振興会)に再就職してきたと言う、典型的な「天下り」なのです。しかし、本人たちは他の天下り役人とはちょっと違った感じのある意味実直すぎるほど人物。

JAMSは高給のうえに仕事がないという天国のような場所で、タイトル通り「ハッピー・リタイアメント」なのですが、この2人は仕事がないことが辛い?(笑)

2人の教育係でもあり、秘書兼庶務係の立花葵は、あまりの不器用さにあきれる毎日だったが、他の天下り役員との違いに気付き始めて、官僚を絵にかいたような矢島理事の鼻を明かそうと仕事に精を出すようになるのですが・・・・

プロローグは浅田次郎さんの実話とか?それはまたすごい。確かに騙されたのかも(笑)

★★★★☆

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