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インシテミル 7日間のデス・ゲーム(コロナ3)

Insi米澤穂信さんの「インシテミル」が原作の映画。普通は読んでから見るのですが、読んでいる最中に映画を見るのは初めて。しかし、設定は同じような感じですが、内容はかなり違っています。

原作では12名の登場人物ですが、映画では10名。そう聞いたときに2名いなくなったわけですから誰がいなくなるのか、それによって原作とかなり違った構成になるわけです。想像では箱崎はいないだろうと思っていたけど、もう一人は想像が難しかったです。

登場人物も原作とイメージが違うのがかなりいて(本では勝手に想像しているので違っても当たり前だけど)安東や西野は大きく違っていました。

建物も、原作では音が聞こえない恐怖がありましたが、映画ではむしろ無機質の作りで、廊下を歩くにも足音が響きます。ドアを開けるのも音が大きいです。そして原作で一番イメージしづらく、また非現実的なロボット「ガード」。この扱いがあの形で出てきたのは拍手です。


と言うように、2時間枠の中でまとめるには、登場人物で2名削減してうまくまとめた映画化によかったと思います。設定も殺害方法もラストも異なる結果は、原作と映画とともに楽しめるものとなっています。むしろ、読んでいる最中に観たのがベストだったかも。

ただ、原作でも映画化でも、この設定で与えられている「ルール」。このことが活かされていないのが残念かな。人を殺せば得をするルールと、多数決で犯人を決めると言うルール。映画でも一部、派閥のような動きもありますが、十分に展開されることなく、心理戦の盛り上がりはあまりなく、そう言う意味ではハラハラドキドキが苦手な方でもさらりと見れる?(^^;


★★★★☆

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